まおさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

日本語の歌曲にも良いものが沢山あります。
良い曲を見つけて下さい。（いつまでも、山田耕筰ではないですよ）
　
　

体験レッスンの時，先生のうちの一人に言われたのですが，

「イタリア語→フランス語→ドイツ語の順に声楽では，練習をするので，ドイツリート歌うにしても１年以上は先。日本語やロシア語は発音自体が特殊だから，ドイツ語までの発音がきっちりできるまでは，歌う許可（大学or大学院）はでないから，そこまで手を出す人は少数なのよ。需要はあるんだけど，歌える歌手は少ないのよ。」
と言われました。
日本人なのに，日本語の歌曲を歌うのが最終課程？ちょっとビックリしました。

どこか可笑しい〜不思議な〜音楽教育です。明治時代から進歩がないです。
尤も、ポピュラーソングの世界でも、日本語を日本語らしく発音するのは流行らない〜今風ではない〜ようですネ。
　
　

日本語は声楽に向かない言語なので難しいのだと思います。日本語が話せてもうまく歌えるわけではないし、まして声楽？オペラには不向きだと感じます。それゆえに大学では最後なんでしょうね。

日本歌曲、確かに２年目（うちは短大です）で勉強しました。
大学なら３年か４年でやるようなものです。

一応入試前にも課題曲の中にもいくつか入っていましたが、結局イタリア歌曲を入試で歌いました。
先日Megさんとのボランティア演奏の為に、日本歌曲というか唱歌の楽譜（日本の歌１２０選）を買いにいきました。
一見簡単そうですが、イタリア語の子音と母音を
セパレートする癖がぬけず、外国の人が日本歌曲を
歌うような雰囲気になってしまいます。。
（千の風になって〜の人のような変な違和感を覚えました）
母国語なのに、声楽では後回し、需要と供給があっていないという不思議な現象です。

故ヘフリガー氏は、ドイツ語で歌う日本の歌シリーズのＣＤを出していました。外国の人には声楽的なものもあって日本語で歌うのは難しいのかもしれません。

確かに！日本で我々が活動するには不可欠な日本歌曲！でも学ぶことが後回し。不思議ですよね。

私の師匠は、三年間毎朝テレビで日本歌曲や唱歌を歌っておられましたが、さすが師匠は日本語に聞こえてました。でもご本人の専門は、バリバリのイタリアンオペラ。

あのレベルでないと日本語は難しいのかな……。

明日師匠にコツや注意点を聞いてみます。レッスンしてくれるといいなぁ…。まだ一度も日本語の歌を聴いて頂いたことないので(>_<)

日本歌曲へのヴィオラやヴァイロリンのオブリガートの挿入今終わったところです。全部で10曲ぐらいやりました。

ドイツの大使館や領事館で意外とこの類の需要が多いのですね。しかしピアノ伴奏だけでは不人気で。大体ヴァイオリンか・ビオラか・ホルン追加してやってくれという希望が多いです。ああいうとこはカネあるからね。