響子さん
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このブログ(日記)へのコメント
2007年06月03日 17時02分50秒
・・なるほど。日本のポップスが中国で人気があったり、日本に住んでいる中国人が日本のテレビは中国よりおもしろいと言ってることと、Kan-no先生がご心配なさっていることとはまったく関係のないことですか?・・まだまだ世に知られていない中国人も大勢いる・・。難しい教育論はわたしのようなものには理解できませんが、簡単にどういった改革が必要と考えてらっしゃいますか?
2007年06月04日 17時47分18秒
中国は愛国教育一辺倒なのでしょう。馬鹿ふざけはやらないようです。作曲はこれとはかなり別で、北京音楽院なんかは今でも才能があれば完全無料で教育がいけられるようです。其の芸大さえもここの私立よりも遥かに高い授業料ですね。日本は金がないと芸大さえも入れませんね。弱肉強食の社会ですね。本当の才能の発掘はこれとはまったくちがいます。そういうとこがあそこは良いです。他愛国から着た中国アカデミズムもないわけではないですね。でも欧米に来た人はドンドン吸収して変わっていくようです。とにかく良く日本に密航する中国人と違って、みんなとてつもなく難関の奨学金を取ってくるので凄く優秀です。日本の社会のあり方がそういう中国人を受け入れやすくなっているのですね。
2007年06月04日 20時24分48秒
・・なるほど。・・日本は民主主義・・日本では世論を高めるしかない・・のでしょうか。わたしのように芸術に多少関心はあるけど難しそうだからとためらっている方にも聴いてもらえるようにすれば・・民意として才能の発掘に関心が向き・・政治の課題になるかもしれない・・というのは?・・それからお金の面ですけど、以前「クローズアップ現代」というテレビ番組で、最近遺言で「ボランティア団体」や「自治体」などに寄付する人が増えた、と報じてましたが、ご年配の方には芸術に興味をもってらっしゃる方が多いのではないかとも思いますので、そういった方々に芸術に関する寄付を募る・・というのは・・。
2007年06月05日 17時27分13秒
一番大切なことは日本社会をごく普通の国にしないと何時まで経っても異常な世界ですね。
一般に日本人は寄付をする習慣がないです。宗教のせいもあるし、日本社会がエコノミック・アニマルで育てられた経過もあります。国にもうお金がないわけだから文化への寄付行為は大いに推奨すべきですね。
今の団塊世代以前の年配の方はそういう寄付行為とは疎遠な社会で育ちました。好意そのものはいいことですが、それだけに頼るのはちょっと楽観視しすぎますね。
クローズアップ現代はまだやっているようですね。もう6年間も見ていないです。良い番組ですね。懐かしいです。
2007年06月05日 23時15分38秒
お邪魔します・・・
Kan-noさん
>一般に日本人は寄付をする習慣がないです。宗教のせいもあるし、日本社会がエコノミック・アニマルで育てられた経過もあります。国にもうお金がないわけだから文化への寄付行為は大いに推奨すべきですね
「日本社会がエコノミック・アニマル」という言い方はいささかステレオタイプで、もう少し構造を調べる必要があると思いますが・・・
米国では、ベンチャー企業への投資や寄付などに税制の特典があるようですが、日本ではほとんどありません。
僕の思うには、(欧州は知りませんが)米国はもっと競争社会で、MicroSoftのビルゲイツみたいに大金持ちになった人が多額の寄付をして収入を還元する=それが美徳になってるようです。返って日本では大多数数の薄給のサラリーマンにはそんな余裕はありませんし、大金持ちの意識レベルが低いのかもしれません・・・(!?)
それにしても中国人パワーは経済だけではないですね。欧米が警戒するのはもはや中国です。
2007年07月11日 23時20分10秒
いろいろな大会社の役員ともお付き合いしましたが、これは欧米よりも遥かに多いです。すべてではありませんが確かに多いです。日本にはロックフェラー財団みたいのないですしね。日本は税制が変わって控除されるようですが、どれだけかはしりません。でもかなりのようです。もちろんそれをサラリーマンに求めているのではありませんが、日本の寄付行為とはたいてい紐付きのことを意味します。選挙・政治献金・天下りなどを見ればわかりますね。政治献金はどこでもありますが、それ以外の事は日本独特の紐付き社会ですね。
中国は当たっていると思います。更にあの輸出品の質の悪さ、環境問題、教育制度、共産党政権などみんな問題ですね。じゃ、どうするか?国が大きいので誰も手が付けられないですね。
2007年07月11日 23時29分08秒
Kan-noさん
>日本の寄付行為とはたいてい紐付きのことを意味します
欧米の大金持ちの寄付は・・・ひも付きでないのを自慢する風潮があるようですが。つまり「お金を無駄に使ったこと」に対する自慢でしょうか。欧州は階級社会ですから、多分先祖代々お金持ちで、そういう付き合いのサロン社会のようなものがあるのでしょうね。
一方、確かに戦後の日本人の寄付はセコイのが多いかも知れません(自分はもちろん、親戚にも大金持ちがいるわけでないので詳しくはわかりませんけど)。
中国人社会は、簡単に言えば日本より10倍激しい競争社会。そういう中でもまれた彼らは積極的ですね。、また政府の戦略性は日本の官僚政治とは比べ物にならないくらい鋭いです。
他方、工業や公害対策の後進性は、日本に未だかなりの長があるとは思いますが。
2007年07月11日 23時41分58秒
多分・恐らく聖書から来ているのでしょう。カトリックなんかは盛んですね。イスラム教も貧しい人に金持ちが施すのは盛んです。だからアルカイダが生き残っているのです。そういう状況をブッシュは見て見ぬふりをしてますね。彼の石油会社もアラブの貧しい人に無償で施せばアルカイダなんかすぐに亡くなるものと思います。まあ自分の巨額の富の方が遥かに大切なようですが。当たり前の事ですが、あまりに貧富の差が大きく弱肉強食の社会になると共産革命みたいのが良く起こります。今だったらヴェネズエラですね。芸術に寄付するという事は芸術家を金持ちにする事ではなくで、辞めなくとも何とか食って行けるように施すことです。パヴァロッテイとかカラヤンみたいな大金持ちを想像しちゃ駄目ですね。ああいうのは狭い意味で芸術じゃないですね。娯楽・芸能かな?
2007年07月12日 05時55分07秒
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ニックネームの似た方がいらっしゃいましたので、混同しないようにかえました。さて、NHK-FMで6月3日18時から放送予定の作曲家の方々は3位受賞とのことで、プロフィールを東京オペラシティ文化財団のHPから次のように引用させていただきました。
ファン・マン(中国)
「アクア〜武満徹の追憶に」
1977年11月11日、中国江西省九江市生まれ。5歳よりピアノを、12歳より作曲を始め、14歳で広州・星海音楽院に入学。1995年、北京中央音楽院に主席入学。2000年に卒業後は2002年までアメリカのコロダド大学にて研鑽を積み、同年秋からコーネル大学博士課程に在学中。これまでにミネソタ管弦楽団やロレーヌ国立管弦楽団などにより作品が演奏される。2006年から1年間、IRCAM作曲プログラムの研究員に選ばれ、2007年9月に新たなテクノロジーを用いた作品を発表予定。アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラより委嘱を受け、2008年にカーネギーホールで初演予定。
ウー・イーミン(中国)
「夢の回想」
1983年7月22日、中国江蘇省生まれ。幼少よりピアノを習い始め、1998年に北京戯曲芸術学院に入学し、2002年に卒業。同年、北京中央音楽院へ入学し、現在在学中。2000年にエレクトロニクス作品《Forms of Shape》、2005年に12の中国笙のための《12 Swans》、2006年には《Freedom Imagination》を作曲。
ヨーナス・ヴァールフリードソン(スウェーデン)
「戦場に美しき蝶が舞いのぼる」
1980年2月26日、スウェーデン・ヨンシェーピング生まれ。ジャズとロックに傾倒した後、現代クラシック音楽に興味をもち、1999年にゴットランド作曲音楽学校で作曲を学び始め、その後エーテボリ音楽院、エーテボリ大学でも学ぶ。2005年に同音楽院を卒業し、パリ国立音楽院でマルコ・ストロッパに師事。現在、ストックホルム王立音楽院でパール・リンドグレンに師事。
こういった方々の作品を本日聴くことにしております。感想は次回のブログで述べさせていただきますが、思いつくままになるかと思いますので、恐縮ながらよろしくどうぞ・・。
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