K子さんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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譜読み日記

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ラフマニノフ譜読み中です。

一応なんとなく普通の速度で最後まで通せるようになりました。でも録音して聴いてみたら、私のピアノの場合、細かい音までクッキリとメロディみたいに聴こえてしまいます。これじゃあダメだ!

ラフマニノフの自作自演のCDを持っているのですが(ピアノコンツェルトだけど)、もっとなんというか「音のカタマリ」で聴こえてきます。印象派って感じっていうか? 全然違うけど(笑)。

もっと旋律じゃなくて和声で捉えないとダメだ。細かい音は見ないで大きいカタマリで捉えるようにするのは、どうしたらいいんでしょうね。。

ところでもう一つ。この曲はチェロソナタだけど、ラフマニノフなのでとっても「ピアニズム!」という感じの曲です。ピアニストとしては、弾いていて大変気持ちよいです。そのため、結構音が大きくなってしまいます。

チェロが聴こえるべきところは小さくしないといけない、チェロの弾いている音がピアノの音より上か下か、全部チェックするようにチェリストに言われています。

さっきピアノの楽譜上にチェロの音の線を書き入れてみました。その線より下の音は、どんなに大きくてもいいけど、その線より上の音は、どんなに「メロディ」っぽくても控えめに弾く、という大雑把な捉え方で練習してみようと思います。

この線、前回の合わせのときにチェリストに指摘されたこととかなり辻褄が合っていて、なるほど〜と思いました。

それから、ピアノは平均律なので和音が気持ち悪いそうです。なので、和音を構成する音のバランスも考えよ、とのことでした。
それもなんとなく分かります。今日のルイサダ様の演奏を聴いていたら、たしかに和音の構成音のバランスは全体の印象(音色の)を左右します。

ただ気持ちよく弾くだけではダメですが、気持ちよく弾いているように聴こえないといけないという点で、ラフマニノフえらく難しいぞ! ほんとにひとつひとつ丁寧に合わせていかないと仕上がらない曲だと思いました。

でも面白い! やっぱりチェロとの二重奏は格別に面白いです。今日はトリオの練習もあったんだけど、それはそれで面白いんだけど、やっぱり全然面白さが違うなぁ。。

 ピアノ チェロ 室内楽 古楽


日付:2007年10月28日

4件のコメント

  1

このブログ(日記)へのコメント

> やっぱりチェロとの二重奏は格別に面白いです。今日はトリオの練習もあったんだけど、それはそれで面白いんだけど、やっぱり全然面白さが違うなぁ。。

僕は演奏技術がゼロに近いので細かい話はよくわかりませんけど・・・とにかく楽しく練習できて良かったですね ^^)

2007年10月28日 03時17分27秒

Shigeru Kan-no

ラフマニノフの自作自演のCDを持っているのですが(ピアノコンツェルトだけど)、もっとなんというか「音のカタマリ」で聴こえてきます。印象派って感じっていうか? 全然違うけど(笑)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当時のモノラル録音なので余り信用しないほうか?また作曲家って勝手なので余り楽譜どおり弾きませんよ。

もっと旋律じゃなくて和声で捉えないとダメだ。細かい音は見ないで大きいカタマリで捉えるようにするのは、どうしたらいいんでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たぶんあなたは分散和音の音の粒粒が聞こえてくるのでしょう。これが聞こえない程度に音を絞ります。音が抜けるくらいでもいいです。するとあったかいふっくらとした和音になるはずです。

2007年10月28日 06時10分45秒

K子

>ひこうせんさま、
そうですね、今は楽しいです!

>Shigeru Kan-noさま、
そのとおりです、音の粒粒が聴こえます。聴こえるような音色でしか弾けていないのだと思います。そういう演奏ってつまんないですよね。。

2007年10月28日 18時39分13秒

Shigeru Kan-no

余り粒粒が強すぎると味気がなくなります。できるだけ最初の音以外は極端に弱く弾いて雰囲気だけをかもし出すのもテクニックの一つです。僕も20代は上手くなかったですが年取ってくるとできるようになるようです。そうすると音楽の奥が深くなります。

2007年10月28日 19時48分46秒

4件のコメント

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