K子さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

です（涙涙。。）。

土曜にケーゲルシュタットの本番なので、先日最後の練習を録音しました。

ケーゲルは、クラリネット・ヴィオラ・ピアノのトリオのモーツァルトの曲。
この前クラの人が教えてくれたのですが、「ケーゲルシュタット」というのは、ボーリングみたいな遊びのことだそうです。モーツァルトが友達とこれで遊びながら作った曲、らしいです。「だから気楽に弾けばいいんだよ！」とのことでした。

でもなぁ。。なかなか。1楽章3拍子、2楽章3拍子、3楽章4拍子です。音符としては4楽章が一番難しい（ってほどでもないけど）ですが、私にとっては2楽章が難関です。

なぜなら「メヌエット」だから。この形式が昔からどうもニガテです。1楽章も3拍子なので2楽章はゆっくりめにしよう、ということになったのですが、ゆっくりになればなるほどダサくなります（私が）。

ヴィオラの人もちょっとダサい感じ（失礼！）。唯一クラの人は軽やかな素晴らしいリズムで演奏していました。このクラの人、ほんとにリズムが素晴らしく、音色も艶があって素敵なのです。こんな上手な人が私なんぞと一緒にやってくれてほんとに有難いことです。

そこでクラの人に「私のピアノ、ダサいんですけどどうすればいいですか？」とメールしました。1拍目が一番強いはずだよね、とのことでした。

あと考えた（というか調べた）のは、2小節で1セットで6拍子である、ということ。3拍子と思うからダサいのかもしれません。2拍子（1小節＝1拍）と思って弾いてみようと思います。

ピアノ入りのアンサンブルは、ピアノでなんとかなる、と思っています。ちょっと傲慢かもしれないけれど。
全員のレベルが高かったり、素晴らしいバイオリンが入っていたり、息がピッタリ合っていたりしても素晴らしいと思いますが、たとえ全部バラバラでも、それをまとめ上げてなんとか音楽にする力が、ピアノだけにはあるような気がします。

それだけピアノは責任重大。私がダサいと、どんなにクラが素晴らしくても、全体的にダサいケーゲルになってしまいそうで怖いです。

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