K子さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

そろそろ年末なので、来年のことを考え始めました。

今年は明らかに大きな転機でした。ただ、自分では一生懸命にやったつもりのことがまったく芽の出なかった年でもありました。というより、溺れてしまってなんとか浮き上がろうと、無駄な動きをたくさんして疲れきってしまった（そして浮上もできなかった）、という感じです（哀）。
でも、そんなに急には芽なんて出るもんじゃないので、来年は急に出るのかも！？という期待も少々してはいるのですが。。

最近周りで「イチから出直す」のが流行って（？）います。それも、十分できていると思われる人がそうしているような感じ。私のピアノデュオの相方も、有名音大のピアノ科を出ているのに「イチから勉強しなおす」と言い出し、ソナチネから浚い直しています。

すごい勇気だと思います。私にはとてもできそうにありません。でも何か、基礎的な努力もしなければ、とは思います。
今年はソロをまーったく勉強できなかったので、何か1曲はモノにしようかと。4月にピアノの先生のところの発表会があるので、そこで何か弾こうと思います。

それからやっぱり室内楽。年明けにセミナーに参加するのですが、春にもちょっとしたセミナーに参加することにしました。そっちもベートーベンにしようかと思ったんだけど、ダメって言われたラフマニノフ（涙）、持って行くことにしました。
しつこく練習の録音を聴いていて気づいたのですが、やはり低音がダメみたいです。低音があまり出ない安い機器で聴くと「結構いいじゃん」と思いますが、低音がしっかり聴こえる機器で聴くと、全然ダメダメなのです。

低音ってことは左手の小指・薬指ですね。あとはsoul（笑）というか。やっぱり気持ちも大事だと思います。

それからバッハ。バッハが全然足りないのです。インベンション（ピアノ曲で一番基礎的なバッハの曲集）は大好きなので、やはりそこから1曲ずつ浚っていこうと思います。

低音とリズムの強化、どういった練習をすればいいか考え中です。先日書いた日記で「どういうふうに弾きたいか分かる演奏がよい演奏だと思う」と書きましたが、練習や人生（！）もそうです。なんのためにその練習をしているのか、自分の人生でどんな意味があることなのか、考えてやらないと、実にならないと思います。

　ピアノ