K子さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

手が好きです。特に、仕事や熟練した作業を行う手を見るのが大好きです。ピアノを弾く手とか、チェロの弓を返すときの手とか、ヴァイオリンの弦を押さえる左手の指とか。

美容院へ行くと毎度のことですが、美容師さんの手に見惚れてしまいます。今回はカラーリングとカット。無駄のない動きです。職人さんだなぁ。

手といえば、自分の手もときどき「綺麗だなぁ」と眺めてしまいます。自分の手の形も結構好きなのです。私の指は長くて指の根元が細く、ピアノを弾くので節は太いです。指先は平らに硬くなっています（タコかな？）。よく練習してるねぇ、えらいえらい、とときどき褒めてやります。

年末に左手が腫れ上がって病院でレントゲンを撮ってもらったときは、自分の手の骨の美しさに感動してしまいました。別に私の手が特に綺麗なわけじゃないけれど、手ってなんてよくできてるんだろう、と思いました。

美容師さんのようにピアノも、無駄のない理にかなった手の使い方がきっとあるんだろうなぁ。いくら弾いてもどこも痛めない、みたいな。

　ピアノ