K子さん
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先日の演奏会で「ラ・ヴァルス」と「海」を
採り上げました。
特に「ラ・ヴァルス」は練習でも苦労しました…。
リズムの捕り方が難しく、最後まで難渋しました…。
ピアノなら、難なくこなせるのでしょうか??
2008年02月11日 00時40分43秒
2008年02月11日 01時44分08秒
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今日は久しぶりに演奏会を聴きに行きました。
東京交響楽団の定期演奏会です。
プログラムは、前半がハイドンの交響曲25番とベートーベンのピアノコンツェルト3番、後半がドビュッシーの交響詩「海」とラベルの「ラ・ヴァルス」です。
前半と後半でまったく趣の異なるプログラムで、とてもよいプログラムだと思いました。
ハイドンの25番というのは不勉強のせいでまったく知りませんでしたが、ほんの10人くらいのごく小編成で演奏されます。ごく短い曲ですが、短い中にも緩急がはっきりあって、とても活き活きした曲でした。合わせるのがとても難しそうな曲です。
25番というと、ハイドンにしては初期なんでしょうか(笑)。
ベートーベンは説明の必要もない超有名な曲。ソリストはジョナサン・ビスというアメリカ人ピアニストです。大柄で、体の各パーツも大きく、パワーがあって、指も長いのです。
とても難しい曲なのに楽々弾いていました。これが小柄なピアニストだったり、手の小さいピアニストだったりすると、もっと全身で弾いている印象があったりして、私はむしろそういう演奏の方が力強く感じて好きですが。。
後半、いきなりガラリと変わって、ドビュッシー。何にも考えずに気持ちよい響きに身をゆだねました。
ラベルの「ラ・ヴァルス」は優雅なワルツ風ですが、転調を繰り返し、テンポも速まっていき、音量も増していき、そして唐突に終わる、ちょっと怖い曲。ピアノの曲だと思っていました。
今はベートーベンを聴くと、とてもしっくりきます。音楽に関係ないどうでもよいことで悩ましいことがあったりして煩わしいのですが、純粋で迷いのない音楽に浄化されるような清清しい気持ちになります。
ハイドンもいいですね。ハイドンはずいぶんたくさん曲があるので、少しずつ聴いていきたいと思いました。
ところで、東京交響楽団の首席チェリストが好きです。
ベアンテ・ボーマンさんという人です。スウェーデンの人で、特に有名なチェリストというわけではありませんが、姿勢や弾き方がとても自然で、見ていて惚れ惚れします。彼の音だけを聴き分けられるようなスゴい耳は持ち合わせていませんが、きっといい音をしていると確信しています。
ピアノ