K子さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

今日は大忙しでした。
まず、朝起きて、ワルトシュタインのダメ押し練習。といっても、「やっと暗譜」というより「ウロオボエ」といった状態です。諦めて、銀座へ。

今日は、はかせさんのお師匠さんのリサイタルをご案内いただいたので、聴いてきたのでした。なかなか上質の室内楽の演奏会は少ないので逃したくなく、発表会なのに無理やり行ってきました。

ピアノとチェロのバランスが素晴らしかったです。ピアノがうるさいわけでもなく、目立たないわけでもなく、考えに考えた上で演奏されているのがよく分かりました。
ブラームスはいいですね、やっぱり。一緒に聴きに行ったピアノの友達と、ブラームスの2台のピアノのためのソナタをやろう！ということになりました。

銀座から日比谷へ徒歩で移動。発表会は3時からですが、私の出番は後ろから2番目なので十分間に合いました。

半分くらい聴けました。こっちも凄かったのでした。。本当にみんな上手！　前に習っていた先生が外国へ行かれ、先生の先生へ引き継がれた弟子たち（私も含む）が多く出ていたので、何年も前から聴いて知っている人たちが多かったのに、みんなすごく音楽的になっているのでした。

自分の出番の前に袖で待っていると、先生が「この前のシフのワルトシュタインは完璧だったね」とおっしゃいました。どうしてこんなタイミング（私が弾く直前）にそんなことをおっしゃるのか！　

先生の個性とか人柄というのは、その弟子たちの演奏にどうしても表れると思いました。なんというか、不快な演奏が皆無でした。平均的に上手は上手ですが、いろんなレベルの人がいます。でも、乱暴に弾いている人もいなければ、自分の身の丈に合っていない選曲の人もいないのです。自分の練習不足を心から恥ずかしく思いました。。

みんな、しっかり準備して心構えもして、今日の発表会を迎えたのだなと思います。準備って大事。来年の発表会は私もちゃんと弾かなければ！

打ち上げもとても楽しいものでした。みんな本当に音楽が大好きで熱心に勉強している人たちなので、練習の苦労話とかレッスンの話で盛り上がりました。とても刺激になります。

　ピアノ