K子さん
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2008年06月26日 21時56分26秒
2008年06月26日 22時26分46秒
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今日はいろいろと室内楽の練習がありました。
いつも思うことですが、室内楽で最も大事なのは「聴くこと」だと思います。
極端なことを言うと、「ピアノを弾いている」という意識のうちは全然ダメなのだと思います。
アンサンブルに長けた人と一緒にやると、「ピアノがそういうふうに弾くと、自分はこういうふうにしか弾けなくなる、自分はこうしたいからピアノもこうして」みたいなことをよく言われます。
よく考えたら、これってすごいなぁと思いました。頭で「こういうところはアーティキュレーションを合わせないといけない」と認識してそうするのではなく、共演者の音に沿った音しか出せない、ということなので、実によく聴いているんだな、と思います。
ピアノを弾くことなんてどうでもいいから(それは普段練習していれば弾けるはずだから)、気にしないで、ただひたすら相手と自分の音を聴くことだけ考えようと、合わせの直前(ピアノに向かって弾き始める前まで)は思っているのですが、いざ弾き始めると、すっかり忘れてしまいます。
結構いっぱいアンサンブルをやってきたと思うのですが、なかなか難しいですね。まだまだ修行は続きます。
ピアノ 室内楽