さんのマイスペース〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

羽田空港から帰ってくると、普段はバスで自宅まで行くのに、
普段通ったことのないような道を
自分がどんどん歩いていってしまうことに気付きました。
それもその筈、私が生まれる前から私の人生のシナリオに書かれている
お導きというものが存在しているわけですから・・・

その不思議なパワーを追っていくと、遂に見つけることができました。
『おきなわ』という文字に沖縄三味線の音色が私の目と耳に飛び込んできました。
今日は朝が早かったですし、他にもやらねばならぬ用事がありましたので
素通りしようと思いつつも、どうしても立ち止まらずにはいられないのです。

運命は変えられても、宿命は変えられないというヤツですね。
仕方がないので、お導きに従って、店内を歩いてみることに・・・
すると、そこは小さいながらも多々の気遣いが見られる非常に素敵なお店。
子連れのお客様がキッズ・スペースにお子さんを託して
安心してお買い物やご飲食ができるようにと
子供の遊び場までもが特別設けられておりました。
お手洗いにはおむつ替えシートも用意してあるそう、
これだけでも大層な好印象です（にこり）。


■ゆんたく雑貨『おきなわ』
川崎市川崎区新川通１０−３
ラ・ソレイユ　１F
TEL&FAX　０４４−２００−８６５８
営業時間：１０時〜２０時


店内には沖縄名産の数々が並び、沖縄限定菓子や薬草に加え、
沖縄の食品やドリンクが沢山ありました。
中でもラフテーそば、ソーキそば、ちびちそば、
泡盛、オリオン・ビール、シークヮーサー・ジュースが目立ちました。
他にも、沖縄の塩、ブルーシールアイス・アイランドパック、
コンビーフ・ハッシユ、ちんすこう、甘梅一番などなどがありました。

そして一番の驚きは缶詰ランチョン・ミートのジャンボ・サイズ。
業務用まで揃えてあるということだ。
これは戦後アメリカ軍からの配給で沖縄に普及した物で、
今日ではデンマーク産、Midland（ミッドランド）社の製品が多く見られます。

お店の店長さんも非常に親切で、沖縄三味線を飾ったり、宮古新聞を購読したり、
かなりの力の入れよう、とても嬉しく思いました。
また、駄菓子を買いに来る子供たちの為にお菓子を崩して販売もしております。
お菓子１個１５円ならば子供たちにも難なく手が届くのでしょう。

『私も宮古新聞に載ったことあるよ』話をしつつ、
沖縄文化話に花が咲き、ご近所にこのような場があることを
非常に喜ばしく思いました。
早速購入したのは『紅芋ちんすこう』とデンマーク産の『ランチョン・ミート』。
店内にはテーブル席とカウンター席が御座いますので飲食も可。

驚いたことに川崎近辺には２万人もの沖縄人が住んでいるそう、
川崎と那覇が姉妹都市であることもあり、文化交流や物産展などはとても盛ん、
それ故に商売敵がどんどん値を下げていく影響でか、値段がロー・プライス。
言われなくとも分かっておりましたが、
店長は何を隠そう宮古生まれ、宮古育ち、これも何かのご縁ですね。

最後に『紅芋ちんすこう』の味見を頂いてお別れを・・・
ご機嫌に帰途を急ぎましたが、まだできたばかりのお店、
繁盛するまでには暫く時間が掛かりそうですね。
影となり日向となり応援しておりますよ！！！
因みに『紅芋ちんすこう』はいつもお世話になっている
お隣のご夫妻にプレゼントしました。


めでたし、めでたし！！！

皆さんは沖縄物産お好きでしょうか？？？



裕美・ルミィヤンツェヴァ