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ラグタイム・マーの世界

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『メープル・リーフ・ラグ』のテンポ

以前、ライブで、ジャズ・バンドのバンマスが
スコット・ジョップリンの『メープル・リーフ・ラグ』を
自らリクエスト。

「生演奏ではなかなか体験できない曲だから」と言って、
アレェクスェイが弾くにあたり、お客様全員の注目を集めてくれた。
ライブの楽しさはCDを聴くのとは遥かに違い、
聴く度に異なる演奏を満喫できるということだ。

その時は特にジャズ・バンド演奏でしたので、
アレェクスェイも久々に究極のストライド奏法を披露。
気分はとことんジャズだった。

従って、普段クラシック・ラグとして弾いている
『メープル・リーフ・ラグ』も幾分ストライド調に。
途中で即興が入るほどでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


≪そこへお友達より嬉しいコメント≫

スコット・ジョップリンですか (^O^) 僕はギタリストのラグタイムを少しきいているので ギタリストの方もよくカバーしていますよね メイプルリーフラグ ギターバージョン難しいです( ̄^ ̄) エンターテイナーは有名ですよね


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



私が思うに、『メープル・リーフ・ラグ』ほど、
ギターで弾いて明らかにテンポが落ちる曲はないというくらい、
『メープル・リーフ・ラグ』はテンポが落ちますね。
やはりそれだけ難しいのでしょうか???

逆にピアニストの場合は譜面に書かれているものよりも
ずっとずっと高速度で弾く場合が多い。
みんな、カッティング・コンテストで競い合うかのように速く弾いておりますね。

その時代の背景まで今日に伝わっているとは、
そこがジャズと違ったラグタイムの魅力なのかもしれません。
譜面が残っているという強みなのでしょうか???
いつでも当時のメロディーを再現できるなんて、本当に素晴らしいですね。
しかもクラシックではなく、ラグタイムはポピュラー音楽なのだから・・・
より庶民的で親しみやすいシンコペーション・メロディー、
機会があったら是非、あなたも!!!



裕美・ルミィヤンツェヴァ


作成日:10/31 22:19 最終更新日:10/31 22:19

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