博愛精神
ラグタイム黄金期とは戦争が終わり、黒人が奴隷解放され、白人もがシンコペーションで弾みまくるアフリカ黒人の鼓動・躍動に魅了されたおそらく人類最高のひとときでした。
HENRY FORDが自動車の大量生産を始め、一家に一台車をという全ての人を平等に愛する博愛精神で画期的産業革命を起こしたが、戦争が始まり、車の生産が中止され、残念なことにそれは次第に戦闘機の生産へと変えられていきました。FORD自身が当時人種差別を行っていたナチスを金銭的に援助していたのだからショッキングそのものです。
こういった歴史的背景を考えると、大衆の音楽が如何にラグタイムからジャズへと変化していったのか辿ることができます。
テンポがSLOWからFASTに変わり、曲が2拍子から4拍子になっていきました。ごちゃごちゃの陽気な即興音楽が、洗練されたアレンジ中心の楽曲へと進化していきました。明るい曲が悲しげな曲に楽しく軽快な曲が兵士達の帰郷を待つ切ない歌に・・・。小編成のコンボが迫力あるビッグバンドへと・・・。
作成日:11/02 23:30 最終更新日:11/02 23:30
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