お陰さまで息子が真面目に・・・
日々仕事で多忙な中、地方に住んでいる子供の英語を
見てあげる機会が幾度となくあった。
夏休みの課題や問題集を解く作業などなど、
宿題とて異様に難しければ一人では解けないのである。
それに付け加え、ちょいとグレつつある、つっぱりになりつつあるお子さんの
親御さんに数々のアドヴァイスをしてあげます。
というのは私自身が神奈川県下でも数本の指に入る問題校に通っていたばかりか、
自分自身が、大層な不良娘でしたので、
そのいきさつや心理に纏わるあれこれをよく心得ているのである。
自分の子供がグレると親は慌てふためくようですが、
そもそも義務教育は中学校まで、
『学校が嫌いなら行かなくてもいい』と子供にはっきりと言えばいい。
突き放すのも親の愛情ですよ。
学歴だけが人生じゃない、時給数百円で働いて、
自分の釜の飯食べて一苦労するのも貴重な社会体験、
親も子供も選べる立場であることを意外と忘れがちなようです。
学校教育のあり方がそもそも悪いのかもわからない。
周囲の環境が子供に合っていないのかもしれない。
雁字搦めでごく当たり前のように学校へ行く必要性はないのです。
専門学校へ行って手に職付けるのも人生、
フリーターでどこまでのし上がっていけるのか試してみるのも人生、
自衛隊に入ろうが、海外へ行こうが、下宿しようが、自給自足しようが、
それもこれもみんな自分自身の人生で、
親の人生でも兄弟の人生でも誰の人生でもないのです。
自分の人生のマネージャーはたった一人の自分です。
人は独りで生まれて独りで死んでいく。
その生から死までの過程をなんとかせねばならないのは紛れもなく自分自身です。
私はその男の子に実際に会って言いました。
『貴方の英語問題を解いてあげたのは私だよ』っと・・・
『純粋で素直でいい子じゃない』って、
何一つ咎めることなく優しく接してあげました。
学校では大層な問題児で、無期停学を喰らうような子でも
私にとってはみんなみんなかわいい子供です。
分かっちゃいるのにみんなグレているんだよ。
昨日も『お陰さまで裕美さんに出会ってから息子が変わりました』、
『友達の誘いを自分から断り、現在は真面目に生活しております』
と親御さんに頭深々感謝されました。
『仕事で忙しい中、お前の課題を裕美さんが見てくれているんだよ』
という親御さんの言葉が息子さんの胸にもどうやら響いたようです。
要は一つの物差しで人を計らないこと。
可能性は無限大にあるのですから・・・・
誰にでも必ず長所があるのですから、それを見出して引き伸ばしてあげないとね。
とりあえずはめでたし、めでたし!!!
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:11/27 15:40 最終更新日:11/27 15:40
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