さんのマイスペース〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

かつて、ロシアについて色々と雑談したことがある。
私自身、個人的にはロシア人が大好きだ。
しかし、これが国家となると、失礼ながら、恐怖の塊のように思えてくる。
国土の広い国の軍事力というものには、愛国心というものには、
やはり圧倒されてしまうところがある。

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ロシアの歴史は興味深いですよね。
この国には謎がまだまだ沢山。
公開されていない秘密がうずもれています。

ロシア人女性には　｢肝っ玉かーちゃん」が多い感じがします。
世界で一番広い国土を四方八方から攻められて生き伸びてきたのですから、
当然のことですが・・・

特にマイナス３０度･４０度という８ヶ月間続く厳しい寒さを乗り越えて
子育てしながら生きていくのですから、
それはただものではありません。

私も２年半ロシアで暮らしましたが、一生というのはやはりつらいな･･･
色白で美しいロシア人女性、本当に逞しいですよね。


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そして、今新たに思うこととは自分と同じ世代の人間が
寒さと貧困を耐えしのぎ生きていることの強さ、逞しさの凄さそのもの。
たった１枚のパンパースを自分の赤ん坊に
１週間穿かせなければならない母親の気持ちを察します。
少しくらい濡れても乾かして使用せねばならない程、
ロシアはまだまだ物品不足の、貧しい国なのです。

これではアフリカ以下だと唖然としたことさえある。
経済面でも、衛生面でも、実際には何も行き届いていないのが、
これだけの素晴らしいスポーツ選手や芸術家たちを生み出してきた
大国ロシアなのです。

知る人ぞ知るロシアの本質、今やまた、警察国家になりつつある国、
自由が奪われ、国家のコントロールの下に存在しなければならない人々たち、
これまで築かれてきたものが歴史を遡って壊されていく瞬間。

多くの友達を置き去りにしてきたが、自分の微力さ無力さを感ぜずにはいられない。
我が財産の大半をあの国に残してきたが、帰るに帰れない現状。
この先ロシアは果たしてどうなるのかと
心配の念を隠せないのは自分だけであろうか？？？？

裕美・ルミィヤンツェヴァ