さんのマイスペース〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

京都駅に到着後、エレベーター＆エスカレーターを上手く利用し、タクシー乗り場へ、
荷物を積んだ語、タクシーの運転手さんと楽しく会話。

だいぶ慣れてきたせいか、京都の道案内が得意になってきました。
上がる・下がるの感覚や川の名前がよく把握できているせいでしょうか、
車の運転はしないのに、左折できない道やちょっとした近道まで知っております。
ホテルを間違える方もいらっしゃるので、自分で知っているに越したことは御座いません。

流石は京都、観光都市ならではなのでしょうが、
タクシーの運転手さんは日ごろから寺院の案内をしているので
助手席には観光資料が沢山。
観光客に説明する為に京文化を学ぶことがとても楽しいそうです。

途中、随時気になっていた御先祖様の話をしましたが、
運転手さんも家族全員で分かるところまで御先祖様研究をしたそうです。
年と共にやはり御先祖様のことが気になり出してくるものなのか・・・
最終的に行き着いたところは『海賊家族』だったとのこと、
非常に興味深い話を伺いました。

ついでに聞いた話ですが、京都の人は京都から中々出ない、
京都の人が嫌い、京都の人は人の悪口・陰口ばかり言っている。
京都の人は不平不満が多い、京都の学生は質が下がった、
京都の若者は勉強しない、京都の人は遠回しに物事を言うなどなど、
相当の京都ネガティブ情報を初日より叩き込まれましたが、
最終的にはおかみさんが愚痴愚痴言っていたこととか、
他人の悪口を言っていたとか、そんなごく普通の会話に収まりました。
これぞ、粋な京都人、嫌いと言いつつ、京都の人が大好きなのだと思います。
ボロボロに貶しながらも、京都という独特な古都を
褒めちぎっているかのようにも感じました。

おおきにぃとお礼を言ってタクシーを降りましたが、
この運転手さんにはまた会えるような気がします。
ともあれ、私は京都命、京都が大好きです。
めでたし、めでたし！！！

裕美・ルミィヤンツェヴァ