救えた命、甦った命
某SNSのお友達にピアニストの女性がいる。
生まれがドイツということもあり、ドイツ語通信をする傍ら、
音楽の話、ピアノのこと、ラグタイムの話題にどこまでも花が咲いた。
彼女はいつも私の日記に優しく温かいメッセージをくださる愛らしい女性、
しかしながら、昨年10月にどうやら大病に掛かったらしく
肝硬変、胃潰瘍、脳梗塞と相次いで大変な御苦労をなさったようだ。
現在でもその後遺症で利き手の左手、左腕、身体の左側が不自由、
失声症で喋ることができない他、車椅子生活を余儀なくさせられ
病気と葛藤する日々を送っているらしい。
そんな彼女から頂戴した元日のバスデー・メッセージは以下。
↓↓↓↓
『・・・RAGTIMEMA様にとりまして、
この一年が素晴らしい年でございますよう、
私も心から願っております。
私はこれから数年間は音楽活動を休止致しますが、
素晴らしい演奏を聴衆にお届け、
ラグタイムの普及に全力で貢献致します姿を
日記で拝読を重ねて行きたいと存じます。
精一杯頑張って下さいませ!』
このお言葉が何たる夢と希望と勇気を注いでくださったことか・・・
そして、私は祈り始めました。
朝晩忘れずに、毎日毎日祈り続けました。
誰にも打ち明けることなく、彼女が早く元気になりますように
ひたすらひたすら祈りました。
私は感じるのです。
他の人が感じないことも確かに感じるのです。
この上なく純粋な魂が苦しんでいることを放置できないのです。
昨日、導かれるかの如く、彼女の日記へたどり着きました。
今では随分元気になられた御様子、
ピアノ・コンサートは開催できないまでも
作曲に専念したり、車椅子で講演活動をしたり、
できる範囲でアクティブな生活を送られているようです。
そんな彼女の日記で見つけた内容とは昨年彼女が生死を彷徨っていたという事実、
『私も昨年秋の入院中に二回も集中治療室で生死をさまよっていました。
その度に人口呼吸器を取り付け、
必死に私の魂が私の身体から離れないよう、しがみ付いていました。
やはり異国での臨終は虚しく、
しかし自分ではどうにもならない現象でもあり、
私もそのことで考えていました』とのこと。
彼女の魂が肉体にしがみつこうと必死だったこと、
私は自ずと感じ取っていたのですね。
この魂を行かしてはなるまいと・・・私自身も必死でした。
毎日毎日、涙ながらのお祈りでした。
ともあれ、お元気になられて何よりです。
祈りを捧げれば、どんな願いも叶います。
必ず叶います。
私は自分の守護霊に未だ裏切られたことはない。
これまで一度たりとも見捨てられたことはない。
これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:03/22 02:19 最終更新日:03/22 05:39
2件のコメント
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2008年03月22日 05時39分55秒
Shigeru Kan-noさま、
通常はこれが何時誰に起こるかは分からないのでしょうが、私はこういうことを毎度予言する人です。いずれにしましても、こういった修羅場で命繋げる人と繋げない人と二つに一つですからね。
裕美・ルミィヤンツェヴァ
2008年03月23日 00時36分11秒
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こういうこともあるのですね。僕もいつそうなるかわかりません。自分だけじゃなくてみんなに可能性があります。そのときはできないことは諦めてできる事だけする事にしています。また死んでしまったらすべてを諦めるしか無いですね。どっかで諦めるのも人生の特技の一つです。その時はまたすぐ生まれ変わってくるから大丈夫でしょう!