『大統領の陰謀』
随分前に見た映画に『大統領の陰謀』というのがあります。
原作は1976年の『All the President’s Men』、
ケネディー暗殺の真相にまだまだ陰りがあった頃のお話で、
キャストは Dustin Hoffman(ダスティン・ホフマン)
と Robert Redford(ロバート・レッドフォード)の名優コンビ。
ウォーターゲート事件を追求し、ニクソン大統領を失脚させた
ワシントン・ポスト紙の2人の記者が事件の全貌を描いていく過程が実に面白い。
1972年は私の生まれた年だが、
ワシントンのウォーターゲート・オフィス・ビル5階にある
民主党全国委員会本部に5人の男たちが侵入、
彼らはいわば来る大統領選挙に備えて
民主党キャンペーンを攪乱する為に雇われた秘密組織、
一人は元CIA情報部員、もう一人は大統領再選本部の現役対策員
と有力人物で固めたつもりがビルの警備員により警察に通報され、
不法侵入の罪で逮捕される運命に・・・
この事件に興味を示した記者たちが事の真相をどこまでも探っていく。
リチャード・M・ニクソン大統領の公式選挙運動から
三流侵入事件では決して終わらない刑事事件まで
その裏に隠された陰謀が次第に鮮明になっていった。
報道人の徹底的調査に対する執念と世間が見せる暴露記事への反応は
政府高官における犯罪的裏切り行為と大統領の陰謀加担説を
決して否定できない事項にのし上げていく。
陰謀者たちの不安を募らせ政府をパニック状態に陥らせていく
情報操作の手順と圧倒的メディアの力に脱帽、
アメリカらしいなぁという強烈な印象と共に映画は終わった。
政治においてはとにかくスケールが違うよね。
先進国でまともな諜報機関がないのは日本くらいだろうし、
総理大臣がころころ変わるのも我が国の特徴でしょう。
実のところ、13年の海外生活で幾分ワープしているところがあり、
自国の総理大臣の名前すらすらすらと言えません(うふふ)。
子供の頃の中曾根氏、竹下氏、宇野氏、海部氏、宮澤氏は知っている。
最近の小泉氏、安倍氏、福田氏というのは勿論分かる。
だけど、その中間の6名の氏は全く存じ上げませぬというのが正直なところ。
しかし、外国人で日本の首相を順序立てて言える人は極めて少ない。
もう少し気合入れて学ばないと誠にお恥ずかしい限りです。
人生は知的格闘、今日もお勉強頑張ろう!!!
めでたし、めでたし!!!になりますように・・・
裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:04/24 02:49 最終更新日:04/24 02:49
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