日本の音大、合唱の研究は盛んなの?
最近の日本のクラシック音楽の世界では、古楽が盛んになってきました。それによって古楽的な唱法もメジャーにはなってきたと思います。
しかし、合唱全般でいうと本格的な合唱の指導者は数少なく、どちらかといえば独学で海外などで修業してこられた方が多いのではないでしょうか。
音大には行った事の無い私が疑問に思うのは、日本の音大でどの程度合唱についての研究と授業、講義行われているのかということです。
声楽科といえば皆独唱の世界に身を置こうとしているように見えませんか?
合唱のスペシャリストになろうという人が少ないように思います。
このSNSにおられる専門の方々のご意見を沢山伺いたいと思います。
作成日:05/02 23:16 最終更新日:07/23 10:01
5件のコメント
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2008年05月03日 04時09分09秒
Kan-noさん。
まずはそれで十分です。ありがとうございます。
声楽家の方にお話をうかがいたいです。
2008年05月04日 23時11分11秒
学生時代、音楽家の中にも
ソロ派、アンサンブル派の人間に分かれる
らしいです。。
僕は基本的に声楽(独唱)を勉強しながら
そこで学ぶ発声法を合唱でどのように活用できるか
考えています♪(特にビブラートをかけない歌唱法)
関西ではウィーンで合唱指揮科を卒業された
本山秀樹先生が活躍されてますよ。
僕もそこの合唱団に参加していてて
とても勉強になっていますよ♪
2008年05月07日 22時53分04秒
hiro様、ありがとうございます。
器楽の世界ではソロとアンサンブルで別れるというのはよくわかりますね。
しかしながら、声楽の世界はアンサンブルに対する大学の姿勢が見えてきません。指導者が少ないのもその一因かもしれませんが。
そもそも、ノンビブラートが声楽の基本だと思っているんですが違うのでしょうか。ノンビブラートで歌うという事は自分の声をきちんと認識するというコトに他なりません。初めからビブラートありきの声楽教育はその人固有の声を見出すのに時間がかかりすぎ、正しい道に早く導いてあげられていないと思います。声楽指導の根本が日本には根付いていない気がします。おそらく、西洋では声楽の指導者は偉い声楽家ではありません。器楽の世界を見ればお解かりかと思いますが、ジュリアードの有名な先生方は殆ど教育者として音楽に携わっていらっしゃいます。日本人には少ないと思います。
長くなってスミマセン。
2008年05月07日 23時51分34秒
最近になって発声面における
ノンビブラートの重要性がわかるようになりました♪
仰るとおり、もちろんそれが基本だということも♪
そして、アンサンブルの場合
ただ声を張り上げるのではなく
すべての人たちの響きに同乗して歌うこと。
それもノンビブラートで!!
結構慣れるまでは
技術も集中力もいりますね!
それができて倍音が感じられたときは
最高の気分です♪
2008年07月23日 10時01分49秒
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僕の経験だと日本の音大は合唱を歌い、その合間に学生に何も教えないで振らせるぐらいですね。それで点数をつけます。やらないと同じですね。
どころがドイツの音大は違います。まず合唱指揮と合唱自体の授業が別れています。指揮のほうは基本的な叩きから始まってスコアの読み方、オルガニゼーション、発声法、プローべ技術などすべてを教えます。ということは学部時代の4年間はすべて使って、最後には指揮の試験で新曲を初見で歌わせて練習させて最後は通します。またその前には数回公での発表の機会もあります。テキストの原語はもちろんドイツ語のほかにフランス語やラテン語ぐらいは常識ですね。最近はロシア語も多くなりました。オーケストラ指揮法も同様です。
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