オルゴール&自動演奏ピアノの生演奏
通常は13時と15時にからくり装飾時計のオルゴール・コンサートがあるらしい。
7年の歳月を掛けて製作された「ゴスラ 1859年〜1866年ドイツ」は
自動からくり装飾時計で作品全体は新約聖書の12の場面、
つまりキリストの誕生から昇天までのストーリーを表している。
パイプ・オルガンの自動演奏と共に人形達がからくり仕掛けで動き出すとは楽しそう。
また、1時間に1度オルゴール演奏が楽しめるそう。
「フープフェルト フォノリスト ヴィオラノ モデルB」 1994年 ドイツは
3台のヴァイオリンとピアノのアンサンブル。
自動演奏楽器としては驚くほどに繊細な動きとヴァイオリンの複雑な動きがすごいとか。
そして、「ポリフォンstyle.104 1900年頃ドイツ」は10枚のディスクを搭載し、
自動的に取り替えて聴くことができるみたい。
このモデルは非常に珍しい作品らしいが
当時もレストランに置かれてジューク・ボックスの役割を果たしていたというから実に面白い。
更に「シンフォニオンstyle.192 1900年ドイツ」はシンフォニオン社の物で
19世紀後半、初めて実用的なディスク・オルゴールを販売したメーカーとして有名。
迫力のある演奏が期待できるようです。
他にも「オーケストラル・レジーナstyle.5 1900年頃アメリカ」も拝聴可、
アメリカ作としては最大級ディスクを使用とのこと、ゆったりと楽しめます。
1ペニー・コインを入れて好きな曲を選択して聴くタイプ。
それから、「アンピコ American piano company1914アメリカ」
というリプロヂューシング・ピアノなる自動演奏ピアノも御座います。
プロのピアニストの演奏をピアノロールに記憶させて再現できるという
正にラグタイム時代の優れ物。
ピアニストの癖までも記録できたとのこと、ライブ感たっぷり。
中でも極め付けは「ビクター・ビクトローラーsutyleVV−X1912アメリカ」、
ラッパ内蔵型のホーンレス蓄音機。
かつては応接間に置かれていたのではないかというビッグ・サイズ、
古き良き時代の懐かしい音色がここで堪能できるとは正に夢のようなお話ですね。
今から楽しみ、楽しみ!!!!
めでたし、めでたし!!!になりますように・・・
裕美・ルミィヤンツェヴァ
■『オルゴール・レストラン 赤い靴』
ランチ・タイム:11:30〜15:00
京都府京都市右京区嵯峨天竜寺立石町1-38
TEL 075-865-1020/FAX 075-865-1022
作成日:06/06 01:37 最終更新日:06/06 01:37
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