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荒らし屋に深謝!!!!

もう御存知の方も多いと思いますが、
某コミュに荒らし屋が湧いており、匿名で私の悪口書き放題!!!!

脅迫メールが送りつけられてくるので、
暫しアクセス禁止にしていたのですが、
今度は私のコミュで荒らしまくり、
それだけならともかく、
私参加のコミュ管理人に悪口吹き込みまくってメールし放題。
迷惑ながらも強制退会させられたコミュが幾つか・・・

誹謗中傷、罵詈雑言、名誉毀損に信用毀損、
侮辱罪にストーカー、荒らしに付き纏いに・・・・と
不法行為に迷惑行為を挙げ出したら全く切りがないが、
こちらは相手の貧弱さを十分に踏まえているので暫くは反論せずに完全無視、
ただただ2ちゃん化してしまったMIXIを受け入れることにしている。

しかしながら、この人間心理は実に面白いですねぇ〜、
嫌だったら見なきゃいいのに、
アク禁されて閲覧できる範囲が限られてきたもんだから、
今度はわざわざ私のブログを訪問したり、
YOU TUBEを聴いて罵り並べたり、
貴重な時間を費やしてまで蹴落としてくれるわけ。

普通の人ならば掲示板の悪口で自殺に追い込まれたり、
落ち込んだりするのだろうけど、私の場合はちょいと違う(うふふ)。
日頃からいびられて鬱病になったとか、
精神的に耐えられなくて自殺願望が強いとか
そういった類の相談を頻繁に受けているので、
先ずは問題に関する精神分析と心理的解決法を探ってみました。

『歌が下手』というのは私にとってとてもポジティブなこと、
これがあるからこそ実のところCDは出さないんですよ(笑)。
スタジオに篭って何十回も繰り返し同じ曲を歌っていたら、
勿論その繋ぎ合わせで完璧に近い録音ができると思う。
芸能人が持ち歌を何万回と連続で歌っていれば、
レコード同様の質をステージで披露できると思う。

だけど私がやろうとしていることは完璧なステージではないんだ。
目前で煙草吸っている人の煙が祟って咳込んだりとか、
突然リクエストされた曲を記憶力と勝負するかの如く恐る恐る歌ってみたりだとか、
顧客の会話や飲食作業がうるさすぎて伴奏が全然聴こえないとか、
音響設備のない会場で楽器相手に地声で歌わねばならないとか、
様々な予期せぬ苦難を乗り越えてイチかバチかで作り出す世界、
自分という体一つで体当たりするチャレンジのひととき、
あるもの全てをネタにし、湧き出てくる感情を音に乗せ
聴衆の為に醸し出す掛け替えのない楽しい時間、
私のステージは正に一生に一度の生演奏の醍醐味を楽しんでもらうもの、
その日、その時、その場、その時空に居合わせた者だけが
実際に体験できる、共有できる究極の音楽なんです。

完璧を求める人は家に引き篭もって繰り返しCDでも聴いていればいい。
ピアニストのミス・タッチを機械一つで繋ぎ合わせることができる
フェイク時代だからこそ尚更、カジュアル型のショウが意義を持つのです。

でも、罵られつつもこのお人にひたすら感謝したいこともある。
『リズム感がない』というのは
ラフマニノフがラグタイムを聴いて受けた感想、
『wrong rhythm』にも似通っていますが、
ラグタイムにはクラシック畑の人には中々掴めない
シンコペーションの躍動とビート感覚がありますね。

『発音が微妙』というのはこれまで考えてもみなかった観点、
私は日常会話がドイツ語&ロシア語、
たとえ英語を話したとてブリティッシュ・イングリッシュ、
したがって、アメリカ人曰く、『発音がきれいすぎる』のです。

しかし、100年前のアメリカ英語は現在のヒップ・ホップ英語ではない。
ジャズの9割をユダヤ移民が作ったことを考えればお分かりいただけるように
当時の白人たちは紛れもなくイーディッシュ寄りの英語を話していたのだ。
でなければロシア訛り????
アメリカ標準語の候補が1位英語、2位ドイツ語であった事実からしても
当時ドイツ語スピーカーは多かった筈、
黒人歌手に師事し、アメリカ南部の音楽に没頭したロシア系移民、
ソフィー・タッカーを思ってみても当時の英語は様々だった。
彼女がやがて『ヴォードヴィルの女王』、『ジャズの女王』
と呼ばれるまでの道筋一つ辿ってみても妙に自信が湧いてくる。

私が歌うと大概ドイツ語訛りですねと言われます。
日本人の英語の先生にも御指摘されましたし、
アメリカのラグタイム専門家にもそう言われました。
これまであまり深く考えませんでしたが、
この手探りショウ・ビジネスが
正に100年前アメリカで全盛期を迎えたヴォードヴィル・ショウであり、
100年前のラグタイムや初期のジャズの根本的姿勢に当たるのかもしれません。

荒らし屋さんの御蔭で自分のやっていることへの認識と
自分がやりたいことへの意識がより強まってきました。
本当に有難いことです。
叩き屋とて、うぎゃ〜と生まれてきた人間に違いないので、
何らかの感情を持っているのです。
それは人の成功に対する嫉妬心かもしれないし、
人を罵ることで得る満足感かもしれない。
だけどそれに潰されないだけの強い精神力と鋭い洞察力を備えることは随時大事、
卑屈にならない謙虚さ、うぬぼれない自信、
大切な人がくれた言葉が未だに胸に響きます。

傲慢ですが、何か・・・(笑)
裕美・ルミィヤンツェヴァ は今日も行く。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ


追記:私が歌うイーディッシュ語の
BEI MIR BIST DU SCHONが好評だったらしく、
ライブ収録版が先日神戸のFMで流れたらしい。


作成日:08/06 16:22 最終更新日:08/06 19:00

2件のコメント

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Shigeru Kan-no

僕も多かったですよ。
「菅野茂死亡」とかね。
それぞれの管理人が消したようです。
他のは自分で消しましたが。
時々蛆虫のように発生するらしいです。
まあ一般には知名度は広がるのですが、
手入れは定期的にしたほうがいいですね。
じゃないと他の人が書くのを嫌がるのです。


2008年08月06日 19時00分13秒

Shigeru Kan-noさま、
貴方もやられてましたか・・・でも私は消さずに記念に取っておく人です(うふふ)。悪口でも何でも読んで書きこんでもらえただけでも嬉しいです。

YOU TUBEは何度も繰り返し聴いていれば自分でも下手だと思います(笑)。現在の方がずっとずっと上手に歌っていると感じます。まぁ、それを世間一般的に成長というのでしょう。

マイクのない酒場で地声で歌い、自分用の返しスピーカーも何もないわけですから、出来栄えはあんなもんですね。歌は体が楽器ですので聴覚に左右されてしまうのです。誰でも自分の声が聴こえなくなると音痴になりますよ。

それでも尚、アメリカでは好評だったらしく投稿者に賛辞メールが沢山届いた模様です。何事も日進月歩ですね。頑張らなくては!!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ


2008年08月06日 19時11分08秒

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