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ラグタイム・マーの世界

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ベーゼンドルファーの謎

○7月27日(日)19:00〜 白龍館
新宿区西新宿6-21-1 アイタウンプラザB1
03-5323-6550(御予約)3500円1dr付き+ 1fdオーダー
http://www.hakuryukan.jp/index.htm

新宿駅から見て位置的にはVAGABONDのちょっと先にある会場ですが、
ここにはベーゼンドルファーのコンサート・グランドがある模様、
中華料理店でコンサートを開催致します。

ベーゼンドルファー (L. Bösendorfer Klavierfabrik GmbH、
エル・ベーゼンドルファー・クラヴィーアファブリーク・ゲーエムベーハー) は
オーストリアのピアノ製造会社製のピアノ
ドイツ語ではどちらかというとビョーゼンドルフェアという発音になりますが、
スタインウェイ、ベヒシュタインと並んで世界的に有名、
ピアノ製造御三家、世界三大ピアノの一つに数えられます。

1828年、オーストリア、ウィーンにて
イグナーツ・ベーゼンドルファーにより創業されたのがそもそもの始まり、
爾来、各国の皇室・王室御用達として選定されたり、
産業博覧会で入賞したりどんどんと名声を高めていきました。
第二次世界大戦後一時期、経営難に陥りアメリカの手に渡ったこともあったが、
2002年、オーストリアの銀行グループ、BAWAG P.S.K.の経営権取得により復活、
世界的に知られ、名実共にオーストリアに復帰。
しかし、2007年再度経営難を迎えヤマハへの売却が決定、
2008年以後はヤマハの子会社となっております。

ベーゼンの愛好家として有名なのは
作曲家にして超絶技巧のピアニストであったフランツ・リスト、
他にもヴィルヘルム・バックハウス、オスカー・ピーターソンが
『ベーゼン愛好家』、『べーゼン弾き』としてよく知られています。
近年はアンドラーシュ・シフ、パウル・バドゥラ=スコダ、
イェルク・デームス、フリードリヒ・グルダがべーゼンを好んで用いており、
スビャトスラフ・リヒテルもウィーンに於ける演奏会では
必ずベーゼンドルファーを弾いたという拘り派でした。

ベーゼンで聴くラグタイム&初期のジャズ、
ここぞとばかりにお時間を見つけて是非お越しくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。

裕美・ルミィヤンツェヴァ


作成日:08/16 02:47 最終更新日:08/16 02:47

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