ドイツ語相談室
クラシック音楽にかかわっていると、ドイツ語で疑問に思うことがでてくることもあるかと思います。このコミュニティにこんな掲示板があれば、広く皆様のお役に立つのではないかと思いついて、設置してみました。
答えが出るかもしれませんし、出ないかもしれませんが、何か質問がありましたら「コメント」としてお気軽に投げてみてください。掲示板へのコメントはコミュニティに参加していなくても可能です。
作成日:09/18 19:40 最終更新日:07/28 09:35
4件のコメント
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2007年01月19日 01時57分22秒
はじめまして!ぴょん(#^.^#)と申します!
ふらふらとMUSE内をさまよっていて、このコミュを見つけて、思わず書き込んでしまいました!
今、バッハのカンタータ78番のデュエットの練習をしているのですが、ほとんど初めて歌うドイツ語の曲がこれだったので、音符より何より「発音」に苦労しています(-_-;)
この曲の中で「ach höre〜」のch とか höreのhöとか、「ノドをかすってハとかへとか言う」ような音がどうしても出せません(;O;)
あと、「zu」が日本語っぽい、ツォーってかんじで歌って、と言われます。
どの国の言葉もむずかしいですが、ドイツ語もやはりむずかしいです。それどころか、日本語もちゃんと歌えませんが・・・えへ(^^)v
2007年07月27日 22時18分44秒
オの口の形をして「エ」というのですが、「ö」は僕でもできません。未だに下手です。なのでエにしています。どっち道歌では喋る音の「ö」は使えませんね。音色が変わりすぎるからです。「イ・i」もそのままでは使えません。口の声が狭くなってその部分だけの旋律が切れたようになるからです。指導するときは「イ」のウムラウトといっています。
2007年07月27日 22時34分16秒
ぴょん(#^.^#)さん
要点だけ。o-ウムラウトは、まず o の形が出来ている必要があります。たいていの権威のありそーな参考書で「唇を丸めて(すぼめて)突き出す」と書いてありますが、この「突き出す」の部分は忘れてください。というより、突き出してはいけません(僕はこれははるか昔から連綿と引き継がれている一種の「誤訳」だと考えています)。唇はすぼめるだけ。そしてもう一つのポイントは、舌を後ろに引くこと。舌先は下ったままで後ろに引くと、舌の後ろの方が盛り上がったようなかっこうになります。そうして、結果的に口の中に丸い(球形の)空間ができあがる感じになります。これが "o"。これで、よく言われるように「エ」と言おうとすれば出る、のが o-ウムラウトです。
"u" の音も "o" に準じます。"zu" が具体的にどううまくいっていないのか、イメージしにくいのですが、この後ろの母音 "u" の問題なのかもしれません。
ach, ich などの "ch" 、ぴょん(#^.^#)さんが引っ掛かっていらっしゃるポイントはもしかしたら違うかもしれませんが、一般的に言えることは、カタカナ的に「アッハ」「イッヒ」などと2音節でイメージすると決してうまくいかないということです。前の母音と別の音節だと考えてしまったらダメなのです。たんに前の母音の最後に、息が喉の奥に引っ掛かるだけ。「ハ」か「ヒ」かの区別は、前の母音にしたがっておのずと決まってきます。(前が子音の場合や、無音の場合もありますけれども。)
2007年07月28日 09時35分23秒
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毎日使っていますが、日本語のようにわかったりわからなかったりします。
上はハイデルベルクのネッカー川の橋の写真ですねえ。懐かしいですねえ。ここの大学オケのトラで一週間住んでいました。ヴァイオリンなんか日本のプロオケ顔負けのレヴェルだったです。一緒に泊まった同室の学生が第2ヴァイオリンの一番後ろだったのですが、メンデルスゾーンの協奏曲のソロをすらすら弾いてました。余暇にはBeethovenのSQなんか引っ張り出して仲間と楽しんでましたね。
この橋の対岸の「哲学者」の道を春に数時間散歩したのですが。とても美しかったです。青春時代の最後の思い出に最高です。あとはここのオペラかな?小ぢんまりしてて暖かいオペラをやっています。