ユーザーID

Password


ホーム
検索

トップ
掲示板
お気に入りに追加
このコミュニティに参加

マホガニー・ホールでの演奏

会食後、再度ホールへ戻ると、会場は既にコンサート・モードに・・・
多くのミュージシャンと音楽愛好家たちが足を運んでくださいました。

ここ数年間メールのやり取りしかしていなかった人が、
優しく声を掛けてくださったのがとても嬉しかったです。
たとえ相手の名前と顔が一致しなくても、みんな知り合いばかり。
関西中の人たちが我々のことを知っていたのが非常に印象的。
きっと新宿トラッド・ジャズ・フェスティバルや居酒屋銅羅で
何度となく遭遇しているのだろうなぁ〜。

先ずは威勢のいいバンド演奏に始まり、その後、河合氏に紹介され、
司会進行を受け継ぎました。
ラグタイムや初期のブルースの解説をしながら、
皆さんがよく知っているお馴染みの曲に
アメリカの州立図書館でしか譜面が得られないような珍しい楽曲の披露。

初めてお聴きになった方にとっては
アカデミックな学術的な曲に響いたかもわからないが、
何度もお聴きいただいている方々には曲の解説が非常に面白い、
他に類を見ない素晴らしい発掘作業だと、お褒めいただきました。

関西人がストレートに我々を評価してくれるところ、
お世辞抜きで、我々の向上を祈って
数々のアドヴァイスをしてくださるところ、
誤った解釈や印象は直ぐに訂正し、改めて溶け込んでくださるところ、
曲目をメモったり、歴史的事実の確認をしたり、
弾き手以上に聴き手が研究熱心なところなどなど、
東京の都会的クールなやり取りとはまた一味違った、
本音をぶつける中にも温かさを感じるやり取りに
本当の意味での人間らしさと温もりを感じました。

ラグタイムというジャンルの認識は勿論のこと、
熱狂的な自動演奏ピアノ・ファンの話から、
ジャズ評論家の書き綴っている
世界初のポピュラー・ソングにおける論争まで、
流石、トラッド・ジャズのメッカ、関西だな
と思わせるような熱狂ぶりでした。

プレイヤーに関しましても
各バンドから引き抜かれたメンバーでしたので、
本当にその日しか味わえないようなホットなナンバーで
最高のひとときを味わせてくれました。
最後の締めは勿論関西風、タイガース・ヴァージョンの
3・3・7拍子と前代未聞の盛り上がりでした(笑)。

プロは日々が演奏会、集客の厳しさを知っている人間だからこそ尚更、
これだけの人を集める力を有する河合氏の人脈に脱帽するのみでした。


この日(9月8日)披露した曲は
●CABARET RAG
●BABY,WON’T YOU PLEASE COME HOME
●BILL BAILEY
●REGRETFUL BLUES
●12TH STREET RAG
●THE RAGTIME DANCE
●LOUISIANA
●THE CHOP-STICK RAG
●HE MAY BE YOUR MAN BUT COMES TO SEE ME SOMETIMES
●THE JAZZ-ME BLUES

+ アレェクスェイのソロ
(もう何を弾いたのか、記憶に御座いません????笑)


とにかく、大勢の方々と交流できてとても楽しかったです。


裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:10/06 00:00

Muse運営について

Muse(c)2024