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桜の花の塩漬け

以前、築地の美味しい和菓子と共に『桜の花の塩漬け』たる物を
知人より頂戴しました。
しかし、恥ずかしながら塩漬け舐めて、辛過ぎて、びっくり仰天(大泣き)!!!
食べ方も使い方もわからず、ネット検索してようやく
お茶にして飲むことを悟った次第でした。

これはお祝いの際に飲まれるお茶で、日本人の桜好きから誕生した模様。
人々の桜に対する特別な想いは昔から計り知れないもので、
桜の利用においては桜の花の塩漬けのみならず、
桜の葉の塩漬けもあるくらいです。

結納や結婚式のお祝いの席では昔から『花開く』縁起が良い物として
桜茶で持て成す風習が御座いました。
器の底に桜の花を塩漬けを置き、静かにお湯を注ぐと花がお湯に浮かんできます。
桜がふんわりと開いたところで飲むのがこの上ない感動感激、
これが正にこのような習慣が今日まで根付いた理由なのでしょう。

桜の花の香りは満開の桜の季節を想わせる幸せの象徴、
桜独特の香りを作っているのはクマリンをはじめとする数種の芳香成分だそう。
疲れた心を解し、途轍もなく幸せ気分にしてくれる作用があるので
リラックス効果が存分に楽しめる桜茶は本当にお勧めです。
しかも、桜の花弁は二日酔いにも効果があるらしい。
長期保存が効きますし、お料理のアクセントにもなりますし、
和文化の1つとして是非退屈な日常に取り入れていきたいですね。

因みにお茶は『お茶を濁す』、『茶々を入れる』という意に通じる為、
『桜湯』という呼び名の方がどちらかというと好まれるようです。

みなさんは桜茶・桜湯をご存知でしたか???


裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:11/03 22:31

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