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ラ・フランス

昨日は『ラ・フランス』という梨を食べました。
どうやら先週の日曜日、11月11日が『ラ・フランスの日』だったようです。
その理由は『ラ・フランス』が成熟し最も美味しい時期、
いい月いい日に因んだことにあるそうです。
また、『ラ・フランス』の生まれ故郷フランスでは、
1918年11月11日が第1次世界大戦における勝戦記念日、
正にフランスがドイツに勝利した日とのこと、理由は他にもありそうです。

『ラ・フランス』はフランス生まれ山形育ち、
1864年フランスのクロード・ブラシュ氏が発見した品種と言われています。
日本には、1903年にフランスから輸入され、その生産量は山形が品質共に日本一。

その美味しさは深く豊かな香り、甘酸のバランスの良いさわやかな味わい、
滑らかな舌触りにあります。
『ラ・フランス』を美味しく食べるには
収穫後、追熟の期間を置くことが必須条件です。
樹上で完熟、もぎ立てが最高という他の果物とは大違い、
正しい収穫時期と追熟が『ラ・フランス』拘りの美味しさなのです。

収穫したばかりの『ラ・フランス』はでんぷんを含み、
まやクエン酸などの酸が多く、全く美味しくありません。
それが追熟するうちにでんぷんが分解され、
果糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖分が増加しコクのある美味しさが増してきます。
また、果肉中のペクチンは追熟が進むにつれて水溶性の比重が増加する為に
とろりとした滑らかな舌触りが生まれます。

『ラ・フランス』に多く含まれる果糖、ブドウ糖は
身体や脳の働きを助ける大切なエネルギー源。
果肉が持つ豊富な水分は肌、髪、爪などに潤いを与え、
身体に溜まった過剰な熱を冷まし、喉や気管を潤し、
咳や扁桃腺炎などの痛みや糖尿病による喉の渇きを抑え
不足した体液を補う大事な役割を果たします。

また、『ラ・フランス』の水冷機能は血圧を下げる効果があり
特にのぼせや頭痛を伴う本能性高血圧に有効。
蛋白質分解酵素を含むので、脂っこい肉料理と共に食べると
消化を助ける効果もあるそうです。

皆さんは『ラ・フランス』がお好きでしょうか????
是非、是非、お試しあれ!!!


裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:11/15 00:39

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