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バンジョーと波乱万丈

彼が奏でる楽器はバンジョー、私の人生は波乱万丈(笑)。

数年前から尊敬しているバンジョー奏者に今年やっと対面することができました。
実際にはもっと前から知っているのですが、直接話したことはなかったのでね。

こんなに日々練習に練習を積み重ね、
若いのに自ら青少年達の指導に努めている奏者が他にいるであろうか?
この楽器の魅力をとことん研究し、
ステージで究極の演奏を披露できるプレイヤーが他にいるであろうか?
彼は正に我が国を代表するバンジョー奏者であり、指導者であるのです。

彼の名前は何を隠そう青木研ちゃん!!!
不思議な、不思議な、不思議な青年、
一見年齢不詳だけど、私より若いと聞いて幾分安心、
イメージはチャールズ・ディケンズのオリバー・ツイスト!!!
ひょんなことから共通の知人を沢山発見したりして、
この世の巡り合わせと世界の狭さを感じました。

人の運命ってものすごく不思議なもの、こんなところでこんな風に繋がっているのか・・・
縁が縁を呼んで、縁が縁を結ぶ。
ここには神戸ジャズ・ストリートやブレダ・ジャズ・フェスティバルとのご縁まで、
今思えば、世にも不思議な四角関係があるのです。

来日直後のコンサートで注目を浴びて、ラグタイム・バンド・メンバーの1人が、
我々の音源とプロフィールを即、海外のジャズ・フェス関係者に送付してくれました。
これが、ブレダ・ジャズ・フェスティバル。
飲んだ席で、会長に自分たちの資料を渡して『ラグタイム』をアピールしたことがあります。
実行委員から自宅に電話が掛かってきたこともあります。
これが神戸ジャズ・ストリート

もっと遡って言うなれば、私とアレェクスェイが長年住んでいたケルンのバンドも
両者のジャズ・フェスには多数出演しています。
プレイヤーがアレェクスェイの音大の後輩であったり、
神戸ジャズ・ストリートに参加したいドイツのバンドが我々に資料を送付してきたり、
接点は永遠にあるように思われます。

どこをどう通っても私と彼は繋がっている。
正に出会うべくして出会った人、これは単なる偶然ではない。
あの時、私は彼のバンジョー演奏を聴きながら、
ものすごい癒しの世界に導かれておりました。
私の人生は波乱万丈そのもの、
しかしながら、人との出会いが、人との縁が、
ときには私を安楽の世界へと導いてくれるのです。
人生のどの節目を取ってみても私は彼に出会う運命にあった。
これが宿命というもの、そう悟った次第です。

そして驚いたことに、最近ではお風呂場の蛇口をひねる度に
水の音の合間から彼のバンジョー・ソロが聴こえてきます。
遠い未来に彼が野外で奏でている演奏そのものが私の耳に届きます。
男性ヴォーカルと共に彼の超絶的演奏が響き渡ってきます。
将来、いつしかどこかで共演するであろう人が正に青木研ちゃん!!!
霊能者ですが、何か・・・既にずっと先の未来の音が聴こえている。

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:12/24 00:18

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