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横浜・川崎のチョコレート電車

とある広告に「まだ南武線が『チョコレート電車』だった昭和44年に・・・」
とありましたので、どういう意味なのか分からずにおりました。
私は昭和47年生まれですので、勿論自分が生まれる前の話、
知る術も御座いません。

調べてみましたら、南武線と横浜線はその昔、チョコレート色、
つまり茶色の電車だったそうです。
その沿線には工場とぼろアパートしかなく、
日中でもバスすらろくに来ない不便な地域だったようです。
東急や第三京浜に乗るお洒落な人たちとは打って変わって
横浜なのか、東京なのかというこの微妙なエリアは
どこかはぐれていたのでしょう。

また、時代が時代でしたので、車内にはキャバレー広告が、
駅改札にはピンク映画のポスターが沢山貼られていたようです。
当時は冷房がなかったので夏は全ての窓が全開、
おまけに床の油の臭いが強烈だったとか、
川崎界隈は最後まで旧型国電のクモハ12型が残ったことでも有名でした。

とにかく大規模再開発するにも近辺には工場しかなく、
軍需工場輸送が使命だったこともあり、
茶色い電車が長らく取り残されてしまった模様です。

皆さんは『チョコレート電車』をご存知でしたか????

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:02/04 03:41

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