検索 ページトップ メッセージを送る 掲示板 ブログ(日記) お気に入りに追加 お友達一覧に登録 傍若無人(ぼうじゃくぶじん) へぇ〜、これって『ぼうじゃくぶじん』って読むのか!!! てっきり、『ぼうにゃくむにん』かと思ってたぁ(笑)。 だって、『老若男女、ろうにゃくなんにょ』っていうじゃない???? あんまり関係ないか(爆笑)!!! 『かたわらにひとなきがごとし』と読み、 人前を憚らずに勝手気ままに振る舞うことを言うらしい。 因みに「傍」は「旁」とも書くそう。 つまり、傍に人が居ても全く気にしないで、 人が居ないかのように勝手放題に振る舞うこと。 『高漸離(こうぜんり)、筑(ちく)を撃ち、荊軻(けいか)、 和(わ)して市中に歌い、相楽(あいたの)しむなり。 已(すで)にして相泣(あいな)き、 旁(かたわら)に人(ひと)無き者の若(ごと)し』 すなわち、高漸離(こうぜんり)が琴に似た楽器、筑を掻き鳴らし、 荊軻(けいか)がこれに合わせて町中を歌い歩き、皆で楽しんだ。 やがて皆でわっと泣き出し、 まるで傍に人など居ないような振る舞いであったとのこと、 こういった逸話に由来しているのですね。 中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された 中国の歴史書、『史記』にも載っているらしいけど、 私、この分野はまだまだ無知で御座いまする。 史記の刺客伝(せっかくでん)に出てくる荊軻(けいか)は 紀元前227年頃、言い換えれば中国戦国時代末期の刺客だったそうだが、 始皇帝を暗殺しようとし、失敗して逆に殺されてしまったそう。 その経過(けいか)は詳しく存じ上げませんが、 折角(せっかく)でんねん(笑)、 時間作って史記でも読んでみたいものです。 めでたし、めでたし!!! 裕美・ルミィヤンツェヴァ 作成日:03/28 01:12 Muse運営について |