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米航空宇宙局、NASAの宇宙船

米航空宇宙局、NASAは地球上の異常事態や
2012年に予想されている地球クライシスに向けて着々と地球脱出準備、
『ノアの方舟』でも分かりますように、
実際に避難できる人は地球人のうちごくわずかでしょうが、
宇宙への大規模避難企画は現在進行中!!!

近年開発中のカプセル型有人宇宙船の名称は『Orion』、
これまで『Crew Exploration Vehicle』と呼ばれていたものだが、
2010年に退役するスペースシャトルに代わる新たな有人輸送手段になるよう。
訳あって延長が施されたが、有人での初飛行は2015年までに実現、
月へのフライトは2020年までに実施する予定。
火星利用の可能性については無論様々な説が御座いますが、
この船自体は将来的に火星探査も視野に入れている模様、
今後の展開がとても楽しみです。

この『Orion』という名称は天の赤道上にある三つ星オリオン座からきていますが、
この星の知名度と比例するかの如く船も立派、
アポロ宇宙船同様カプセル型の機体は直径約5メートル、質量約25トン、
アポロの2.5倍以上の内部空間を持っているそうです。
国際宇宙ステーションに6名、月探査には4名の宇宙飛行士を運ぶことが可能です。

打上げロケットの名は『Ares I』と『Ares V』、
『Ares』といえば、ギリシャ神話に登場する神、火星のこと。
『Orion』自体が『Ares I』によって打上げられるのでその役割はとても大きいです。

月探査の際には先ず軌道上で月着陸船や地球離脱ステージとドッキング、
その後、地球離脱ステージの噴射で月軌道へと向かいます。
月着陸船と地球離脱ステージは物資輸送用の『Ares V』にて打上げられます。

『Ares I』は第1段が固体燃料、第2段が液体燃料を使用する2段式のロケット、
第1段にはスペースシャトルの固体ロケット・ブースタを転用、
第2段には液体水素と液体酸素を使用するJ-2Xエンジンが採用されます。

一方、『Ares V』も2段式ロケットで
シャトルの外部燃料タンクを流用した第1段に
2本の固体ロケット・ブースタが取り付けられます。
第1段には『Delta IV』で使用されている『RS-68エンジン』を5基搭載、
第2段には地球離脱ステージにもなるものとのこと、
『J-2Xエンジン』を採用します。
尚、打上げ能力は地球低軌道に約130トン、月には約64.9トン
と中々想像できないようなパワー。

今日では商業宇宙飛行の実現に向けた未来テクノロジーを共同研究する為、
極超音速機などに纏わる様々な研究が進行中、
宇宙旅行会社Virgin Galacticも近年大活躍中ですので
この先も宇宙の変化からは本当に目が離せません。

さて、我々地球人の未来はこの先どうなるのでしょうか????
賢いお人は隠してないで教えてちょ(ぺこり)!!!


裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:03/29 01:07

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