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興福寺を望む猿沢池の七不思議!!!

『猿沢池』(さるさわいけ、さるさわのいけ)は
奈良県奈良市の奈良公園にある周囲360メートルの池、
興福寺五重塔が柳と共に水面に映る風景は実に美しく、
奈良八景のひとつとなっているので知っている人が多いだろうが、
この池の七不思議については今回初めて意識しました。

『猿沢池』は興福寺が行う『放生会』の放生池として749年に造られた人工池、
放生会とは万物の生命を慈しみ、捕らえられた生物を野に放つ宗教儀式。

現在は猿沢池園地として綺麗に整備され、
市街地に近いことあってか市民の憩いの場となっています
そして気になる『猿沢池』の七不思議ですが、
この池は澄まず、濁らず、出ず、入らず、
蛙はわかず、藻は生えず、魚が七分に水三分と言われております。

『猿沢池』の水は決して澄むことなく、またひどく濁ることもない。
水が流入する川はなく、また流出する川もないのに
常に一定の水量を保っている不思議な池。
亀は沢山いるのに、何故か蛙はいない。
何故か藻も生えないのに、毎年多くの魚が放たれている。
それ故に魚は増える一方である筈なのに実際その量は変わらず、
池が魚で溢れる様子は全くないとのこと、
水より魚の方が多くても可笑しくないような池であるのに、
この不変状態とは一体?????

まるで閉じ込められた水槽の中の生物体が永遠に循環しているような
そんな神秘を自ずと思い浮かべてしまいます。
これぞ自然界の謎、これぞこの世の七不思議!!!
よく分からないけど、めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:04/17 02:42

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