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スペイン料理店の謎

実はまだ関西ツアーの大阪会場が決まっていないのですが、
心斎橋に素敵なスペイン料理店発見、
しかもアップライト・ピアノが置いてある。

ニューオリンズはかつてスペイン・フランス領でしたので
ラグタイムやオールド・タイム・ジャズはお店の雰囲気にぴったり、
そこまでは無事御賛同いただいたのですが問題は著作権、
これってかなり曖昧なもの、真実は誰のみぞ知るの世界。

演奏家がたとえスコット・ジョップリンやジェームス・スコットの
著作権が完全に切れているがっ曲ばかり扱ったとしても
会場側は演奏会のある場としてみなされてしまい面倒なのですよね。

著作権に触れない曲であれば本来は著作権協会とは無縁な筈なのですが、
JASRACが独占企業化していることもあり、
その辺の微妙なニュアンスと法的解釈が
事がどちらへどう転がるのかを左右してしまうのです。

勿論貸し切りパーティーで無償の演奏ならばOKなのだが、
そうなると今度はミュージック・チャージどころでは済まない
巨額の貸し切り料、つまり場所代が請求されることになる。

この暗黙の了解的システムが毎度障害、
これで潰れる店が多いこと、多いこと、
これぞこの世の障害物、これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!になりますように・・・

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:06/24 03:51

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