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子供の頃に描いていたロシアという大国

子供の頃に読んだ新聞記事では、
ロシアに関して酷いことしか報道していなかった。
アル中が多いとか、娼婦が多いとか・・・

寒い国なので、ウォッカで体を温めて暮らしているのだろう、
寒いからあまり会話をしないのだろう、
人格も冷めているのだろうという印象が強かったが、
ロシアに2年半暮らしてみて、びっくりした。

確かに貧しい国ではあるし、
政治や経済の異変でかなり荒れている。
しかし、一般の人々はどうだろう。
貧しさを貧しさと思わずに、
自然の恵みに感謝しながら、
ある物で満足し質素ながらも幸せに暮らしている。

驚くだろうが、典型的なロシア人といえば、
気さくで明るい人だ。
どこから来るのかわからないが情熱さえ備えている。

冷戦のイメージで誤った情報に流されやすいときもあっただろうが、
ロシアの一般家庭といえば、
畑でとれた新鮮な野菜に、
森の木の実やきのこを加えた
非常に家庭的な料理を中心に繰り広げられる
とても温かい雰囲気である。

ロシアで暮らしてみて
ロシアのイメージは大きく変わりました。
ただ治安が悪いのは確かです。

これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:07/15 03:22

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