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割引料金は差別ではない!!!!

ボランティア活動をしていると
思いもしない反対勢力に出くわすことがある。
勿論この件に関してはよっぽどの信念を以って述べていますが、
相手を完全否定するやり方は宜しくないので、
絶対に自分が正しいと信じつつも
もしかしたら相手の言っていることにも一理あるかも????
というすれすれのところで書いております。

実は、JICLと呼ばれる障害者が集まった組織があるのです。
その団体の方の話によりますと、
今回私が企画した障害者を無料でコンサートへ御招待という形は差別だと、
つまり障害者の立場になってコンサートを考えてみてくれというのです。
すなわち障害者を差別していると断言されてしまった模様、
障害者の立場としては
自分たちも一般の方と同じように扱ってほしいということです。



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この問題について学生ボランティアのリーダーに一筆寄せました。

↓↓↓↓


上記のお話ですが、これは障害者側での問題であり、当方に差別意識は全く御座いませんので、単に必要以上のコンプレックスから湧きでた想いだと感じます。

我々にとって演奏活動は生業ですし、飲食店にとってもこの御時世存続は非常に厳しい状態です。そんな中でも日頃夜遊びしたり、音楽鑑賞したりする機会の少ない障害者たちにチャンスやきっかけをと提供しているだけであり、差別の意識は全く御座いません。

自立を目指す障害者が3000円〜5000円のミュージック・チャージを支払いたいのならばこちらは反対しません。むしろ有難いくらいです。また飲食店でできる限りの飲食をしていただき、それがお店の収益に繋がるならばそちらも非常に有難い行為です。

逆にそうした想いは障害者からの言いがかりのようになってしまいます。レーディース・ナイトと称し女性割引を付けているお店は別に女性を差別しているとは思いません。電車の中の優先席は別に妊娠中の方やお年寄りを差別して備えられた物ではないと思います。松葉杖の人が自立・リハビリの為に譲られる席を拒むのは一向に構わないと思いますが、それを社会がもたらしている差別として受け入れるのは全くの思い違いだと存じます。

私とて、多くのコンサートに携わっておりますが、実際に身体障害者たちが一般人同様に自立し、夜のナイト・クラブやジャズ酒場の経済を支えている光景は見たことが御座いません。娯楽はどうしても多々の出費の中では最後の選択となってしまいますので、最も切り捨てられやすい事項です。

家賃・光熱費・食費などの全ての支払い義務を終えての選択ですので、それらを無料でオファーされることに差別意識を感じられている障害者こそどこか間違っていると感じます。

社長業の人とて、働き盛りの30代・40代の人とて、中々夜の娯楽にミュージック・チャージ、テーブル・チャージ、飲食代、サービス料10%などなど、一晩にして5000円〜2万円を落とすのは困難なこと、一般人同様に扱われないと差別だと言い張る行為こそが独断と偏見による一方的な意見であり、実社会に於いてはどうもつじつまの合わない話のように聞こえます。

学生割引に関しても同じくで、あくまでもこちらの好意でそうしているのであって、ボランティア学生や一般学生が『差別しないでくれ』と1人3000円のミュージック・チャージを支払いたいならば大歓迎、しかしながら、我々にとっては少しでもお安くしてあげるのが学生に対する善意であり、活動の趣旨に沿ったやり方だと強く信じております。

この先そのような意見があるようでしたら、一般料金を支払ってもらうということで全く構いませんので、そのようにお願い致します。『恩を仇で返す』とまでは勿論申し上げませんが、一般的に言っても映画へペアで御招待とか、音楽鑑賞券を何名様にプレゼントなどということはよくあることですので、別に障害者を無料招待することに悪意は感じておりませんし、差別の意識すら御座いません。

もし自立を目指している方の中でコンサートの無料御招待により中傷を感じている人が仮に存在するならば有料でいらしていただいても、飲食代に大金を注ぎ込んでいただいても全く構いません。むしろその方が有難いくらいです。

今回実際にいらしていただける障害者施設の方からは開催時間が遅すぎるという声も挙がっている模様、本来は障害者の夜間外出の方が困難な話で、差別意識どうこうという反論はほんの一部の自立運動家の方々の御意見、自立を目指す障害者たちが我々のコンサートに頻繁に足を運んでくださる事実がない限り、この先もこのままのやり方で続ける所存です。今後も何卒宜しくお願い致します。

裕美・ルミィヤンツェヴァ


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ちょいとビターな感じになりましたが、
障害者の自立意識は勿論理解できても
無料御招待が差別行為という捉え方はどうも納得いきません。

バスに子供運賃があるように、
出産時に健康保険から手当てがあるように、
高齢者に於けるシルバー料金があるように、
これはごく一般的な免除・割引設定にすぎません。

このような罪意識の擦り付けは
我々の活動の趣旨までを覆してしまうので誠に残念でなりません。
しかしながら、幸いにも今回いらして下さる方々は
そういった想いは全くないとのこと安心致しました。

色々な人の様々な考え方があって当然、日々が正に勉強です。
相手にそう思われない為には一体どうしたらよいのか
ということが今後の課題になりそうです。

人生は知的格闘!!!
これぞこの世の七不思議!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:07/24 02:22

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