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6月13日(金) @ 京都竹田 『カフェ・ド・ゴスペル』

○6月13日(金)19:00〜 @ 京都『カフェ・ド・ゴスペル』
第3回 ラグタイム・マーのヴォードヴィル・ショウ !!!

GRANDPA’S RAGTIME DUO:p アレェクスェイ & vo 裕美
http://plaza.rakuten.co.jp/ragtimema/

同志社大学 ボランティア団体『FREEDOM』出演&運営協力、
京都の障害者施設の方々を楽しいショウへ無料御招待!!!

京都市伏見区深草フチ町1-2
(アクセス 京阪本線藤ノ森駅から西へ、徒歩5分、
地下鉄烏丸線竹田駅から東へ、徒歩5分)
TEL:075ー643ー7346(御予約)

当日3000円、学生1500円 + オーダー
♪劇場文化と生演奏の醍醐味を京都で御披露!!!


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今回のコンサートでは障害者たちを無料で御招待しましたが、
私の中では人は人、『障害者』という特別意識はなかったです。
皆ごく普通のコンサートへいらして下さるお客様感覚でした。

ただ飲食店、つまり普通のレストランでしたので、
車椅子でお入りいただくにはちょいと配慮が必要でした。
テーブル&椅子を多少動かして何とかしましたが
窮屈で逆に申し訳なかったくらいです。

私自身、彼らと接しているうちに様々なことを把握、
視覚障害者へ正しくアプローチするには
周囲の環境を言葉で巧みに描写する技術が必要、
また、身体障害者の発している言葉を
唇の動きと共に読み取ることも大切。

最近では『障害』という言葉は『害』という漢字を含むので、
差別だ、区別だと騒いでいる方がおられますが、
実際には全然そうではないと思います。
それはそれぞれの意識の問題で
『健常者』もまた『障害者』を理解するのに
それなりの『障害』を背負いますのでこのハードルはお互いさま、
心の隔たりさえ埋め合わせればどうにでもなる事項だと感じました。

『障害』が差別用語なので『障がい』と書いてくれだとか、
いっそのこと『生甲斐』にした方がいいとか、
色々と意見はあるようですが、
本当の『障害』はそうやって些細な事に拘るところにあるのだと思います。

全ての事柄には物事の二面性が御座いますので、
『所詮どちらでも良い』と言いきれてこそ
その隔たりが取り払われるような気がしてなりません。

今回の企画での学びは意外や意外沢山、
先ずは障害者たちの意欲を感じることができたことがプラス、
また、彼らが自立精神旺盛であること、
ユーモアある明るく楽しい人柄であることが新発見、
次の予定を延長してまで長居してくれた方もちらほら、
それらの全てが演奏会が成功した証拠となりました。

障害者たちを無料でコンサートに招くことは差別だ
という声もかつて上がりましたが、
実際にそうではなく、皆心底喜んで下さいました。
また、自立しようとしている人たちの姿も
自分の目で実際に確かめて充分に理解できました。

健常者は日頃から障害者を弱い立場の人として見下しがちですが、
それはどこか違う。
彼らはものすごくエネルギッシュで、
車椅子でキャンピングを開催したり、
この演奏会でも積極的に自分たちの活動内容をアピールしたり、
特別代表者からのスピーチ、関連資料配布があったくらい意欲的でした。

『論より証拠』という言葉の通り、
何事もぐちぐちぼやくよりは実際に現場を見た方が分かりやすい。
そういったことを身に沁みて実感しました。
自分は障害者たちにしてあげている立場では決してない。
彼らとは全く対等です。
こうしてお互いに与え合ってプラス方向に進展できたことが
私にとっては何よりもの喜びです。
御協力いただきました皆様、誠に有難う御座いました。

意志あるところに道あり。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:08/27 02:34

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