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バチカン政府

サン・ピエトロ大聖堂法的には
バチカン市国の政体は非世襲の首長公選制であるとみなされており、
首長である教皇の権威はバチカン市国のみならず、
聖座全体に及ぶものであるとされています。

教皇は80歳以下の枢機卿たちの選挙、コンクラーヴェによって選ばれ、
教会法に於いて教皇に必要な資格は
男性のカトリック信徒であるということだけであるが、
実質上は枢機卿たちの互選になっています。

また、『バチカン市国』と『ローマ教皇庁』は同義のようだが、
微妙に異なります。
例えばバチカン市国の最高責任者として
行政庁長官、Governor of Vatican City が存在するが、
ローマ教皇庁の実質的な責任者は国務長官が務めています。

更に国務長官、Cardinal Secretary of State は
バチカン市国の外交部門の最高責任者でもあります。
立法権は教皇の任命によるバチカン市国委員会、
Pontifical Commission for Vatican City Stateが持っており、
委員会のメンバーの任期は5年となっています。

小さな国でありながらも世界的権力を及ばすことができるとは
これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:10/07 05:35

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