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フィリピン貿易の謎

15から19世紀のスペイン統治下、
メキシコから輸入した銀や東南アジア各地や中国の産物を
中南米に運ぶ拠点として貿易が盛んに行われたフィリピンでは
マニラ・ガレオンと呼ばれるフィリピン製の大型帆船が
沢山建造されていました。

太平洋戦争中の1942年4月、日本軍がセブ島に上陸しました。
日本軍による占領の時期、フィリピンで最も人口が密集したセブ島は、
重要な物資補給地点・軍事拠点となっていきました。
1945年3月、占領から3年後にアメリカ軍が上陸、
日本軍はレイテ島から退却してきた部隊も含めて交戦したが
兵力や武装に劣り、セブ市はアメリカ軍に奪回されました。
制海権を握られた日本軍は他の島への退却を諦め山岳部にこもり、
地元民によるゲリラや米兵との間でのゲリラ戦を続け、
終戦を迎え多数が降伏しました。

戦後、セブ島は観光地としてアメリカ人や日本人で賑わいました。
また、フィリピンの中でも多くの外資系企業が進出しました。
1970年代から1980年代に掛けての政情不安や共産ゲリラ活動の時代、
ゲリラの隠れられる山の少ないセブ島は比較的安全な場所として
進出先に選ばれていきました。
人口は増加の一途を辿ったが、一方で貧困層も周囲の島から流入しているそうです。

フィリピンは地理的に日本と隣接し、
島国といった点でも日本と共通点があるが、
全く似て非なる国ですね。

私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:12/17 19:36

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