検索 トップ 掲示板 お気に入りに追加 このコミュニティに参加 Keyed Monochord 自作楽器を順番に紹介していきます。 製作工程、詳細等は 【楽器を作ろう】http://web1.nazca.co.jp/cicci3cicci/ にて紹介させていただいております。 作成日:01/20 17:44 1件のコメント 全て 1 モノコード 調律の怪? 通常、鍵盤楽器のチューニングは、オクターブ、5度、4度、3度をとって、うなりの回数を聴きながら進めていきます。 勿論、今は高性能の電子チューナーがありますから、チューナーだけで、どうにか実用範囲までは追い込めます。 さてモノコードは和音がだせません。 設計上は、ピタゴラス律に基づいて、図面上で弦長を割り出してタンジェントの位置を決めていきます。 ところが、ブリッジと、ヒッチピンの「際」の部分が、弦が振動ができない部分があるので、計算値と誤差が生じます。 楽器が完成した後は、正確なチューニングは、タンジェント(真鍮)を左右にちょこっと曲げて調整します。 これは、モノコードだけではなく、共有弦クラヴィコード(フレット・クラヴィコード)でも同じです。 電子チューナーを頼りにすれば、杞憂することはなにもないのですが、その昔、こういった機材が何もない時代には、どうやって完全5度を拾っていったのかな〜〜、と考えてしまいます。 ここで(半分冗談です)ひとつの方法は; まずCの音を出して、頭(耳)に残しておく。 そのあと、5度のGを弾きながら、タンジェントの位置を微調整していく。 この話を、楽器制作のS氏に話したら、すごい受けてくれました。 もうひとつ;楽器をもう一台用意する。 片っ方でC(もう一人必要になります)を出して貰い、それを聴きながら、Gを調整する・・・・・これなら十分あり得ると思います。 01/25 08:27 全 1 Muse運営について |