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レハール作品の特色

1912年、仕事場でのレハール東欧植民ドイツ人の家に生まれ、
自身ハンガリーやチェコに長く住み、
晩年はベルリンを上演の拠点としたレハールの作品は国際性豊か。
特にバルカンを含めた東欧情緒は色濃い。

メロディ・メーカーとしても天分に恵まれ、
夢見るような旋律美は今尚ドイツ語圏のみならず
世界中の歌劇場で愛されている。

その他の代表作はオペレッタ『ルクセンブルク伯爵』、ワルツ『金と銀』など。
因みにオペレッタの作品中演奏される歌の数々も、
今日でもヨーロッパのスタンダード・ナンバーとして残っており、
映画音楽として用いられる事もあるそう。

例えば、『メリー・ウィドウ』では第2幕の『ヴィリアの歌』や
第3幕の二重唱『唇は黙し、ヴァイオリンは囁く』(メリー・ウィドウ・ワルツ)などは、
ルキノ・ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』で
主人公アッシェンバッハが美少年タージオに出会う場面で使われている。
他にも『君こそ我が心のすべて』(「微笑みの国」)、
『ルクセンブルク伯爵』の『微笑みかける幸福』なども有名。

上記作品の他、『ウィーンの女たち』、『ジプシーの恋』、
『エヴァ』、『フリーデリケ』など、
最も多くの作品が上演・録音され続けているオペレッタ作家である。

私がいつも歌っている『メリー・ウィドウ』の中の『メリー・ウィドウ・ワルツ』は
第3幕の二重唱『唇は黙し、ヴァイオリンは囁く』のことか。
大好きなルキノ・ヴィスコンティの映画
『ベニスに死す』で使用されているというけれど、
この映画を見た際には全然意識していなかったです。
もう一度見て確認しないとねぇ。

私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:01/29 20:52

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