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ドヴォルザークの幼少期

ドヴォルザークはプラハの北約30kmほど、
北ボヘミア、ロプコヴィツ家の本拠地のひとつである
ネラホゼヴェスに生まれた。
生家は肉屋と宿屋を営んでいた。
父親はツィターの名手として村では評判で、
簡単な舞曲を作曲して演奏することもあった。

また、近所の町でやはり肉屋を経営していた伯父も
トランペットの名手として知られていた。
6歳で小学校に通い始めるが校長のヨゼフ・シュピッツに
ヴァイオリンの手ほどきを受けると見る間に上達し、
父の宿屋や教会で演奏するようになった。

8歳で村の教会の聖歌隊員、
9歳でアマチュア楽団のヴァイオリン奏者となり、
音楽的才能を見せ始める。

父親は長男であったアントニンには
肉屋を継がせるつもりであったため、
小学校を中退させ、故郷から30kmほど離れた
母方の伯父が住むズロニツェという町へ肉屋の修業に行かせた。

ところが、この町の職業専門学校の校長で、
ドイツ語を教えていたアントニン・リーマンは、
教会のオルガニストや小楽団の指揮者を務め、
教会音楽の作曲も行った、
典型的なカントルというべき人物で、
ドヴォルザークにヴァイオリン、ヴィオラ、
オルガンの演奏のみならず、
和声学をはじめとする音楽理論の基礎も教えた。

因みに当時、肉屋の技術修得書を得る為には
ドイツ語が必修であったらしい。

私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:01/30 22:10

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