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ドヴォルザークの苦闘

こうして、様々な栄誉を身に付けたドヴォルザークであったが、
彼にはオペラをヒットさせたことがないという焦燥感があった。
そしてチェコの民話に想を得た台本『悪魔とカーチャ』に出会い、
オペラ創作に邁進してゆく。

1898年から1899年に掛けて作曲されたこのオペラは、
1899年11月23日に初演されると大成功を収め、
ドヴォルザークはジムロックからの要請にも関わらず、
他のジャンルには目もくれずに、次の台本を探し求めた。

そし、て出会ったのが、『ルサルカ』であった。
1900年4月に着手され、11月27日に完成したこの妖精オペラは
1901年3月31日にプラハで初演されて再び大成功を収める。

しかし、様々な事情でウィーンで上演される機会を逃し
国際的な名声を生前に受けることができなかったことで、
ドヴォルザーク自身は決して満足できず、
これ以後もオペラの作曲を続けるが、
最後の作品であるオペラ『アルミダ』
(1902年 - 1903年作曲、1904年3月25日初演)は、
初日から不評に終わってしまった。

何とも大変な苦闘の日々ですねぇ。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:01/30 22:22

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