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ドヴォルザークの交響詩

ドヴォルザークはチェコの国民的な詩人
カレル・ヤロミール・エルベンの「花束」
という詩集の中のバラードにインスピレーションを得て4
曲の交響詩を1896年に立て続けに作曲している。

また、翌1897年にはエルベンの詩から離れ、
特定のストーリーを持たない「英雄の歌」を作曲しているが、
この作品の演奏機会はエルベンによる4作に比べかなり低い。

「水の精」 (Vodník) 作品107、B.195
1896年1月から2月に作曲された。
1896年6月3日プラハにて
アントニン・ベンネヴィツの指揮により初演された。
ある娘が親の反対を押し切り、水界の王と結婚し、子供を儲けた。
ある日、人間の歌を歌って子供あやしていると王にひどく叱られた。
妃は里帰りさせてほしいと懇願して許され、親許に帰るが、
母親は娘を水王のところへ戻そうとしない。

妃が約束の時間までに帰らないので
実家の前まで来た水王は怒って嵐を起こす。
その最中に大きな物音がしたので娘が戸を開けてみると、
我が子が首を切られて捨てられていた。


「真昼の魔女」 (Polednice) 作品108、B.196
1896年1月11日から2月27日の間に作曲され、
初演は1896年11月21日ヘンリー・ウッドの指揮により
ロンドンで行われた。
物語は、魔女が自分の悪口を言った母親に
復讐する為に子供を殺すという話。
クラリネットで演奏される「子供の主題」と
ヴァイオリンで演奏される「母親の叱責の主題」が展開・変奏されて行き、
それぞれ「魔女の主題」、「魔女の踊り」へと
変容してゆく構成になっている。
レオシュ・ヤナーチェクはこの作品を大変に気に入っており、
絶賛する評論を書いている。

ストーリー性のある音楽は大好きです。
それが詩ともなると何ともロマンチックですね。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:02/13 02:41

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