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ドヴォルザークのセレナード

ドヴォルザークはセレナードを、
いずれも30代の時期に2曲作曲しているが、
楽器編成が異なっており、
それぞれ「弦楽セレナード」、「管楽セレナード」と呼ばれる。

セレナード ホ長調 作品22、B.52
弦楽合奏のためのセレナード。
1875年5月3日から14日までの10日あまりで作曲されている。
オーストリア政府からの奨学金が決まり、
2年前に結婚した妻との安定した生活が
保障された幸福な時期の作品で、
穏やかな愛情に満ちた作品となっている。

1876年12月10日にプラハの国民劇場管弦楽団員、
及び合唱団員の年金基金募集のための演奏会で初演された。
指揮はアドルフ・チェフが執った。

モデラートの三部形式の第1楽章、
メヌエットの第2楽章、スケルツォの第3楽章、ラルゲットの第4楽章、
アレグロ・ヴィヴァーチェのロンド・ソナタ形式の第5楽章からなる。
いずれの楽章もカノンの模倣効果によって
しなやかな叙情を描くことに成功している。



セレナード ニ短調 作品44、B.77
管楽アンサンブルのためのセレナード。
1878年、『スラヴ舞曲』第1集と同時期の作品で、
民俗音楽の要素をセレナードの形式に
見事に融合させた作品となっている。
1878年11月17日にドヴォルザーク自身の指揮により
プラハで開催された自作発表演奏会で初演された。
第1楽章 モデラート・クアジ・マルチャ(行進曲)、
第2楽章 メヌエット、第3楽章 アンダンテ・コン・モート、
第4楽章 アレグロ・モルトのロンドの4つの楽章からなる。

夜想曲、小夜曲はロマンチックでいいですねぇ。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:02/13 02:43

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