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ドヴォルザークに於けるピアノ独奏曲

ピアノ独奏曲

●主題と変奏 (Tema con variazioni) 変イ長調 作品36、B.65

1876年に作曲された作品で、
曲集を除くピアノ独奏曲としては
ドヴォルザーク作品中最も規模の大きな作品である
(演奏時間約12分)。
主題と8つの変奏から成る。
ベートーヴェンのピアノソナタ第12番の第1楽章を
モデルに作曲されたと考えられる。


●詩的な音画 (Poetické nálady) 作品85、B.161

全13曲【1. 夜の道 / 2. たわむれ / 3. 古い城で /
4. 春の歌 / 5. 農夫のバラード / 6. 悲しい思い出 /
7. フリアント / 8. 妖精の踊り / 9. セレナード /
10. バッカナール / 11. おしゃべり / 12. 英雄の墓にて /
13. 聖なる山にて】

1889年作曲。「ボヘミアの森から」とは異なる視点から
ボヘミアの田舎を描き出した作品。
ドヴォルザークはジムロックへの手紙に
「シューマンのような標題音楽を書きました。
ただし音楽はシューマン風ではありませんが」と書いている。

●ユーモレスク (Humoresky) 作品101、B.187

全8曲【1. 変ホ短調 / 2. ロ長調 / 3. 変イ長調 /
4. ニ短調 / 5. イ短調 / 6. ロ長調 / 7. 変ト長調 / 8. 変ロ短調】

1894年の夏の休暇にチェコに帰国した際に作曲された。
第7曲はクライスラーのヴァイオリン独奏はじめ
様々に編曲され親しまれており、
原曲がピアノ独奏曲であることは半ば忘れられている。


愛らしい曲が沢山残っておりますねぇ。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:02/19 04:50

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