検索 トップ 掲示板 お気に入りに追加 このコミュニティに参加 ドヴォルザークのレクイエム 変ロ短調 作品89、B.165 ソプラノ、アルト、テノール、バス、合唱、オーケストラ 1890年1月から10月に掛けて作曲された。 この時期はドヴォルザークにとって栄誉に満ちた時期であった。 前年の1889年にはチェコ人としては異例なことに 鉄王冠章をオーストリア皇帝から与えられ、 1890年になるとチェコの科学芸術アカデミー会員に列せられ、 カレル大学の名誉哲学博士の学位を贈られてもいる。 プラハ音楽院の教授に就任したのも、 この作品完成直後のことであった。 イギリスのバーミンガム音楽祭の為の新作依頼に応えて 作曲されたもので、「スターバト・マーテル」の場合とは異なり、 精神的衝動が契機となったものではないが、 素朴で抒情的な美しい旋律に溢れたレクイエムであり、 ブルグハウザーは「ドヴォルザークの全作品中最も哲学的な作品」 と評している。 第1曲の冒頭のF - G♭ - Eの音程進行は、 ドヴォルザークが深く敬愛した バッハのロ短調ミサの第3曲の冒頭の引用である (バロックピッチで演奏するとF - G♭ - Eになることから)。 1891年10月9日、バーミンガム音楽祭に於いて 作曲者自身の指揮によって初演された。 バッハの影響もみられるのですねぇ。 私の研鑽生活は今日も続きます。 今日も一つお利口さんになりましたとさ。 めでたし、めでたし!!! 裕美・ルミィヤンツェヴァ 作成日:02/19 04:51 Muse運営について |