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ドヴォルザークの悪魔とカーチャ

悪魔とカーチャ (Čert a Káča) 作品112、B.201
3幕。

台本は有名なおとぎ話に基づきアドルフ・ヴェニクが作成した。
この台本は元々国民劇場主催の台本コンクールに提出し、
入賞した作品であった。

1898年5月から1899年2月に掛けて作曲され、
1899年11月23日にプラハの国民劇場で初演された。

無慈悲で傲慢な女領主の圧政で疲弊した村へ、
間抜けで臆病な悪魔マルブエルがその女領主を引き立てにやってくる。
しかし、マルブエルは途中で村娘のカーチャを見初め地獄へ誘い、
連れて行く。

ところがカーチャは村一番のお喋りで、
マルブエルにつきまとって散々な目に遭わせる。
マルブエルが閉口しているところへ羊飼いのイルカがやって来る。
イルカはカーチャを連れて帰るというので地獄は宴会となり、
この間にイルカとカーチャは村に戻る。

村に帰ったイルカは女領主に悪魔が地獄へ
引き立てにやってくると知らせ、
悪魔を撃退する代わりに農民の待遇改善と民主化を約束させる。

やがてマルブエルがやってくると、
イルカはその耳元で、
カーチャがお前のことにひどく腹を立てていると脅す。
そこへカーチャがやってきたのを見て
マルブエルは慌てて逃げ出す。

この功績でイルカは新しい民主政府の筆頭顧問官に任命され、
人々は大喜びとなる。

おとぎ話に基づいているのですねぇ。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:02/19 04:58

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