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ベーキング・パウダーの謎

ベーキング・パウダーは水分が加えられる事で
重曹と酸性剤が反応して重曹の分解が開始され、
加熱によって分解は加速される。
分解によって炭酸ナトリウム、炭酸ガス、水が生成するが、
生地を膨らませる元になるのは炭酸ガスである。

炭酸ナトリウムはアルカリ性で刺激ある苦味を示すので
酒石酸などで更に中和され無味となる。
殆どのベーキングパウダーは
常温で反応する酸と高温で反応する酸の2種類を組み合わせており、
生地を練っている時と焼き上げる時の2回、膨らます作用を得られる。

ベーキング・パウダーはドイツ人の化学者、
ユストゥス・フォン・リービッヒ
(Justus von Liebig)の弟子の1人である
エーベン・ノートン・ホースフォード
(Eben Norton Horsford)の手で1856年に研究が始められた。

ドイツ人薬剤師のルドルフ・エトカー
(Rudolf Oetker)が1893年に考え出したレシピを売り出し、
全く同じ物が現在でもドイツでは Backin の名で売られている。
エトカーは1898年にベーキング・パウダーの大量生産を始め、
1903年に特許を取得している。

ドイツ人が発明したのですねぇ。
私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:03/15 01:32

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