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多芸は無芸談話

●脇役力プロデューサー 2009年04月06日 13:05

私の大好きな唄に、将棋の阪田三吉、落語の桂春団治、人情喜劇役者の藤山寛美を歌った、金田たつえの『ど阿呆浪速華』というのがあるんですが、3人とも、芸にかけてはど阿呆と呼ばれたほど芸を極めた人たちなんですね。

この歌は芸の本質を突いていて、歌の中の落語についての語りに「噺のためや。なぁ〜んも言うなぁ。女も酒もよぅ知らんと、噺に艶が出ぇへんのや」、芝居の語りに「おもろい言うてもらいたいんやったら、稽古でう〜んと泣かなあかん。それが、芸や。」というのがあります。

2つ目の語りの内容は、今の時代には合わないでしょうけどね(笑)。しかし、色んなことを真剣にやってみることで、多芸は無芸にみえても、どっかで柔らかくつながっていて、一つのことに集約されるということですね。何でも真剣にやることが本質でしょうか。

最近は、こういう本質を唄った歌がほとんど聴かれないのは残念ですが。


●ragtimema 2009年04月06日 14:01
脇役力プロデューサーさま、

お久しぶりです。待ってましたと言わんばかりのコメントに深謝!!!!!そんな素敵な唄があるのですねぇ。

歌だけのオペラやオペレッタにダンスが付いてミュージカルになったり、画像だけのサイレント映画にサウンド・トラックやセリフが付いて、トーキーになったり、様々な要素の融合が創造する新世界は歴史を振り返ってみると結構ありますね。

色々な人生経験こそが自分を磨く要素に代わっていくのかもしれません。『真剣にやることが本質』、正にそうですね。

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:04/10 13:47

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