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チケットノルマ
由紀
関西では根強く残っているチケットノルマ制度。
出演者にノルマが課せられるという制度ですが、
なんとかなくすことはできないのでしょうか?!
これでは、チケットを売れない無名の若手は
なかなか育たないような気がします。
関西以外の情報なども教えてください!
作成日:01/17 14:58
37件のコメント
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ミヤビ
中部は愛知県のオーケストラの人間です。

愛知にもチケットノルマは存在します。勿論アマチュアに限ったことですが・・・。
まさか関西ではプロにも?まさか・・・。
01/19 23:00
由紀
私は歌の人間なので、歌に限って言いますと
ノルマは存在します。
関西のオペラ団体の公演、演奏会でも
もちろんノルマ。シティオペラ系もノルマを持っていますね。

ノルマ分を支払えなくて、借金が山積み!なんて歌手はいっぱいいます。
それを工面するかのように、外回りの営業を借金している人にノーギャラさせて、回収しているというのが現状ではないでしょうか。

そう思うと、劇団四季のマネージメントって
すばらしいですよね。あれを学んでみたいものです。
02/22 12:04
ミヤビ
これはなかなか新しいお話を聞くことが出来ました。

自分の今まで見てきた若い歌手の方々も、自分たちの知らないところでそのような苦労をしていたのかもしれません。

やはりこれはソリスト的な歌手と、自分のような一山いくら、な楽団員、との役割の違いでしょうね。
01/25 17:24
由紀
なるほど…楽団員といえば…、合唱の仕事をしたときは確かにギャラが出ました。
ソリストとしての壁のようなものですかね。

そういえば、ピアノの方で、海外オケとの共演で
チケットノルマが何百万!とか言ってはりましたよ・・・。

こういう苦労をせずに、若手が育ついい方法は
ないものでしょうかね。
しないでいい苦労をしている気がします。
01/26 14:17
ジャック
厳しい世の中です!
タレントでないと有名じゃない、有名じゃないとチケットが売れない。才能のある若手のコンサートを開いても誰も聴きに来ない。ノルマを設定しなかった主催者が赤字を抱える。そしてコンサートを開催できなくなる。するとタレント音楽家のコンサートが残る。という繰り返しですね。
やはり地道な口コミ、個人的な開拓が一番ということになり、それを明確にした形がチケットノルマということになるんでしょうね。悩んでいるより、また世の中が変わるのを待つより、自分のチケットを買ってくれる人を真剣に開拓する方が早いかも知れません。私の知り合いは10枚売ってくれる友達を多数持つということを実現し、10年間ほとんど完売の公演活動を続けています。
02/14 09:25
photographer_naoko
ノルマが良いことかどうかは何とも言えませんが、自分を買ってもらう努力ができない人は、中々上には上がれないと思います。
興行的な成功の裏には、血のにじむような努力があることを間近で拝見して来ました。
一方、努力が出来ない方が、その分をお金で解決しているのも見て来ました。
どちらを選ぶかはその方次第ですが、プロフェッショナルであることの責任は大きいです。
私も自分の責任をしっかりと果たしたいと思っています。
私のお仕事は、ただ写真を撮るだけではありません。
チケットの売り上げに貢献することだと思っています。
そのために音楽の写真を撮っています。

02/16 19:34
由紀
今回、MUSEを立ち上げたひとつの理由に一人一人の出演者へのチケット販売の負担を軽減したいという思いがありました。極論めいた発言でチケット販売への反対派のように思われた方には申し訳ありません。

ジャックさん・naokoさんの仰っておられる「努力」(※自分を買ってもらう)をしておられる方はたくさんいらっしゃると思います。もちろん、その努力はとても大切なことです。
その努力をしている方の効率化を考えたとき、更なる世界を広げるチャンスを秘めているインターネットを生かしていければ…と思いました。

インターネットの便利さを、音楽業界の発展になにか強く結びつけることが出来ないのか、と考えた事が発端にはなるのですが、音楽家と音楽が好きな人にたくさん登録して頂き、音楽家の方々とファンの方々をダイレクトに結びつけることができる環境を構築したいと考えております。

このコミュでは、チケット販売のルールをなくすということ=やる気のある人がMUSEを使ってどのようにすれば、チケット販売への作業を軽減できるかということについて、皆さんにお聞きできればと思います。
02/22 12:23
ジャック
なるほど
だとすれば、リスナー、クラシックビギナーが楽しめるサイト設計は不可欠ですね。ジャンル別けの方法も、興味や有名人、楽しむライフスタイルなど考えて作った方が良いでしょう。
楽しみにしてMuse覗いて見たけど7-8割りは去っていくのが実情のような気がします。それが判っているのでもう少し改善されたら知り合いに広めようと思っているのですが、そのときは来ないのだろうか?..と...
02/28 22:26
由紀
ありがとうとざいます。ジャックさんのような方が、MUSEをご利用頂いていることに感謝します。『リスナー・クラッシックビギナーが楽しめるサイト設計』について、皆で話合える環境を是非つくっていきたいと思います。たくさんの方々と共に、MUSEを盛り上げていき、クラッシック会の発展に少しでも寄与できたら嬉しく思います。たくさんの友人を自信をもって、誘っていただけるMUSEに近づけていきたいと思います。ご協力宜しくお願い致します!
02/28 23:08
Shigeru Kan-no
今偶然見たものです。

日本の独特なチケットのノルマ制度は僕も反対します、と言うかそれがいやで日本を出ちゃったようなものですから。

東京にも今でもほとんどあるようです。みんな持ちつ持たれつの関係でコレが経済界となると「談合」などの習慣となるのでしょう。だからチケット・ノルマ制は小さな談合?

まず売れるような音楽家である事。それには実力、そして「話題性」でしょうか?どこで話題を作るか?後者は特に大変でしょうね。と言う事で僕は自分ではコンサートは作りません。すべて頼まれた物だけを処理しています。人のできないような音楽をやる、これが第一のモットーです。
04/26 23:32
ゆっち
由紀さんへ
同じ「由紀」(字も同じ!!)で、なんだか嬉しい気持ちになってしまうのは私だけです・・・。
さてさて、私は地方なので、地方のコンサートチケットノルマについてです。
やはりチケットノルマはありますね。地方は余計でしょうね・・・。
私もこの「ノルマ」がイヤで今年のオペラ出演は諦めようと思っていたほどでした。
しかし、「売れる人」=「出演できる人」になっていた昔に比べると改善されてきたようです。
つまり昔は学校の先生方が出ていたオペラも、いまは会社員でも音楽大学を出ていて、稽古さえ積めば出ることは可能なんです。
というより、「音楽のプロ」といえる仕事の需要はあまりありません。

しかし、クラシック音楽は素晴らしいと言う一般の人は多いものです。
また、クラシックを知らない人にたいしても、私たち音楽家がその魅力を伝えないといけない・・・ということを私は役割のように思っています。
営業活動として私は、あくまでプレイヤー(プロとは言えませんけどね)として
事前コンサートを必ず行っています。
本公演のチケットが売れるように、その見どころを分かりやすく噛み砕いて、MCを交えながらのミニコンサートをしています。
事前の「予習」をして、当日会場に来て頂く時には内容が分かっていれば、きっと楽しみに来てくれるはずですよね!
日本語上演のオペラでもその内容って分かりづらいですから・・・。いつの時代の口語訳なんだろ・・・?っていうコトバが出てきますものね。

公演当日、その演目の疑問があまり出てこないようにすることが、地元のオペラ愛好家を少しでも拡げ、公演へのプレイヤーの意気込みを感じさせることがファンを一人でも獲得することに繋がるのではないでしょうか?そして、あーだこーだと批評できる人が沢山出てきたらそれはそれでいいことなんだと思うのです。

そして!!その先に、
ジャックさんがおっしゃったように、10枚チケットを売ってくれる友人を10人持つ!!というように、
私たちの活動を後押ししてくれる人が1日(というか1年?)でも早く見つかればいいなと思います。
若手とは、出会いからの構築ですね。
07/28 01:00
Shigeru Kan-no
一番良いのは練習場や会場などの公共施設などの無料貸与でしょうね。これが一番お金がかかります。ドイツでは更に教会が協力してくれてポスターなどの宣伝をしてくれます。立派なプログラムは費用がかさむので簡単にしているようです。銀行なども講堂を持っていて寄付と言う形で科してくれる事もあり、録音も自らしてくれます。と言う事で僕はまだ一枚もチケットを持たせられた事はないです。日本もいつかこういう自然にコンサートができる日が来る事を期待しています。
07/29 06:06

ノルマが存在するのは私も反対ですが、私は「たくさんの方にいろいろな曲を聴いてもらいたい為に行う(お金は払ってもらうけど・・・)」というなんとも自分勝手な考えで配ったことはあります。強制はしませんでしたが、結構聞いてくれました。人数にもよりますが、大変ですよね。
08/27 12:27

プロのかたでもチケットノルマがあるのですか
聴く方の立場からすると知りませんでしたが
話題性のある演奏者に足は、向いてしまいます。

私などは、雑誌とCDで気に入った方の演奏会に
行ってみたいと思って買うのですがね。

でも、売り切れて買えないコンサートがあるのも
実情です。

やはり全てにおいて実力なのでしょうか
08/27 12:46

僕はアマの世界しか知りませんが、Kan-no さんがお書きになっているドイツの事情は、アマでも同じでした。ドイツの二三のアマオケでしばらく弾いていたことがありますが、チケットノルマも、日本のアマオケなら当たり前の「団費」もありませんでした。財政がどうなっていたのか、正確なところは知らずに過ごしてしまいましたが、やはり教会や行政のサポートがあったのだろうと思います。まあ、クラシックは彼らにとっては自分たちの文化のセールスポイントそのものですから、日本で同じことを期待するのはかなり難しいだろうとも思います。

音楽と聴き手を結ぶという意味では、ドイツの各都市の地元紙とその批評の存在というのも大きいと思います。これも日本には欠けている。でもこれはまた別の話題ですね。
09/12 22:08
Shigeru Kan-no
僕もドイツのアマオケにいた事があります。教会等は普通無料で貸してくれてポスターなんかも簡単ですが作ってくれますね。後は礼拝の後などにお知らせとして宣伝もしてくれます。練習場は酒場などが飲み物が売れるので無料で提供してくれるようです。ピアノ等もありますしね。教会は今は光熱費払えば貸してくれます。団費は少ないですがあるようです。指揮者経の軽い謝礼とトラの皆さんへの謝礼です。譜面は地元の放送オケ野を使ってました。どうしてこんな下手名アマオケに貸すのか解りませんが、Stuttgartコンサートのチケットのノルマは見た事がありません。ポスター貼って宣伝しただけで7割ぐらいは埋まってました。
09/12 23:22

酒場を使うというのは知りませんでした。ドイツのアマオケは、大学オケのほかは、ここ
http://www.tkyabe.com/blog/archives/2005/03/post_1...
に書いたやつが僕の経験なのですが、団費は払った記憶がないんですよ。いずれにせよ、チケットノルマも団費も、日本の外に出たら決して当たり前ではないんだという認識は重要だと思います。

話は変わりますが、
> インターネットの便利さを、音楽業界の発展になにか強く結びつけることが出来ないのか
という由紀さんの発想、そしてそこから Muse が生まれていることは大切だと思います。要は、Amazon 的なロングテール・ビジネスモデルをクラシック音楽に活かすには、ということになるのかとも思いますが、それだとデジタル化してネットで流すしかないのかもしれません。コンサート会場に足を運んでもらうことを第一に考えるなら、地域のコミュニケーションの問題になってしまう。前者はいまのところたとえば iTunes Music Store ですし、後者に関しては、前に書いた「地元紙」みたいなものが肝になってきます。
09/13 00:11
ファントム
こんにちは。
私は音楽家ではなく、いつも楽しませていただいてる側の人間です。

ここで皆様方のお話を拝読させていただきながら、いくつか思うことがあるので、正直につづっていきますね。

実は、私はこれまで、コンサートには全くと言っていいほど行ったことがありません。(石を投げられそうですが)

行きたくないわけではないんです。

チケット代は正直高いけどお金を貯めれば買えないものではないし、会場まで遠くても時間を作れない身でもありません。ただ、物理的距離の限界はありますが。

プログラムにがっかりさせられることが多かったんです。私は演奏家よりも曲目を見る人間なので。
もちろん、あくまでもこれは、私の好みが偏りすぎているだけの話ではあるんですが。

だから、自然に会場へ足を運ばなくなり、CD屋に直行しちゃってました。今までは。
CDだと、自分でその時々でプログラムをつくれるから。勝手なもんです。我ながら思います。

でも、ここで皆様のお話を拝読させていただいて、自分の認識を改めようと思っているところです。

クラシックの聞き手側も変わんなきゃならないのかも。

演奏家の皆様がチケットノルマから解放されれば、音楽に完全に集中できて、もっといい演奏を聴かせてもらえるんだろうに!

てなわけで、私は自分の町のコンサートに足を運ぶようにします(^^) まずは行動からだ。
12/17 15:13
Shigeru Kan-no
日本人のプロの多くのプログラムは需要のみを考えて作るのが多いです。だからちょっとクラシックに凝ってくると物凄く幼稚で物足りなく思います。公的な補助が少なすぎるからです。

それ以外の自腹のコンサートは単なるレパートリー開発の発表会です。誰でも経験してみたい曲を同じようにやるのでどこでも同じプログラムになってしまうのですね。多くはここにチケットのノルマがあります。無論、売れないからです。こういったコンサートは欧米のように音楽大学等が無料で面倒を見るべきなのです。大学のホールでやれば良いので従って入場料も無料。日本の音大のほとんどが私立で企業化しているのでこういったとても不自然な演奏会になるのですね。きわめて歪んだ社会です。
12/17 17:33

クラシックだけでなく、日本社会全体が・・・最近特に目先の実利にばかり行ってるような・・・企業に勤めていてさえ、そう思います。例えば、人を育てる仕組みがなくて、先に結果ばかり求める、とか・・・。

それはさておき、・・・もっとチケットが流通しやすい仕組みがあれば、買いたい人と買って欲しい人マッチする気はしますが。(Museのような場でもっと活性化できないか・・・何か良い仕組みでも?)
12/17 19:59
クララ
私はオペラの練習ピアニストを務めているものです。歌い手の、「どこそこはノルマいくら」というお話に驚くことが多いです。また、実力よりもノルマ分売れるかどうかを重視しているという噂も耳にしたことがあり、
これでは聴衆の満足など得られないと思います。
shigeruさんの意見と同じくやはり公的機関の練習場所無料貸与があれば多少ノルマ額は減るのではないでしょうか?
小学校など夜間は開いているわけですし、もっと一般に安く開放してほしい、と思います。
日本は良い箱は沢山できましたが、ヨーロッパのように
歌劇場が沢山育たないのは何故なんでしょうか?
そうすれば、千人単位で芸術家の雇用が創出され、経済効果も大きいとおもいます。
03/14 16:32
Shigeru Kan-no
Claraさんですね。うちの娘と同じ名前ですね。ドイツは夜の小学校や中学校を借りてやるのが多いです。光熱費などは払う必要はないようですが、泥棒などの大作はきちんと責任を持って借りているようです。

広告費は手作りのポスターとインターネットだけです。雑誌にはしませんね。更に大学オケの指揮者などは名誉職で事実上のギャラはありません。普通のアマはありますが日本と比べると一桁安いようです。いずれにせよ徹底的な節約です。ソリストは音大生を使い、実習の一つとして教授がやらせるのでノー・ギャラです。楽譜でないものは例えばそこの地元の放送交響楽団が気前良く貸してくれます。例えば僕はStuttgartであそこの放送響楽譜でMendelssohnの4番やライネッケのフルート協奏曲を運送した事があります。

歌劇場の最大の問題はお金がかかりすぎる事です。まあ、じゃないとオペラじゃないですね。オペラはアメリカのような強力なスポンサーがいないと絶対無理です。じゃなくてもドイツのように公演だけでも70%以上の公的な補助がないとまず不可能です。
03/14 23:29
Shin3
チケットノルマのせいで、出演者と知り合いじゃない人が逆に行きにくい雰囲気ができてしまうというデメリットもあると思うんですよね。
演奏会チケットの定期購読みたいなしくみがあるといいなぁと以前から思っているんですけど、どうでしょう? アイデアとしては、最初に1年分として3万円ぐらい払っておくと指定の演奏会場のチケットとパンフレットが毎月送られてくる、みたいな。3万円÷12が1回分じゃ安すぎ?
03/21 22:55
Shigeru Kan-no
まず普通の日本人が行きやすいように余裕と需要を作っておくべきでしょう。Abonnomentにすると他のコンサートにも行きたい場合があるのであまり成功しないように思えます。最大の問題は日本の一般の人にとってはクラシックは理解できないのでわかりにくいものです。何でそんなものにお金を使うのかわからない人がまだまだ多いでしょう。教育・クラシックにいて喋れる人の養成など課題はたくさんあります。
03/21 23:22

ポップスの人はまずCDだしてからコンサートツアーなりに行きます。そのコンサート前のCDに相当するのがクラシックではコンクールとか成績とか、なんとか門下とかなんとか留学かと思います。そこがまずいんじゃないでしょうか。

だからといってCDデビューは大変だと思うので、それこそ自分でネット配信なりするのがいいと思えます。ここにはありがたいことにポッドキャストやファンクラブを作っていただいた様子です。やる気のある人やお金のない人(トホホ)は、こういった良心的なサービスの活用がひとつの活路ではないでしょうか。どれだけ反響があるかは未知数ではあります、でもやらないよりはずっといいと思います。
05/04 02:29
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