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『SO IN LOVE』に魅せられて

『SO IN LOVE』の件ですが、若い頃(10代)古い映画が大好きで、
淀川長治を追いかけたくらい映画評論家になりたかった・・・
というお話はいつしかしたと思いますが、
日曜映画劇場のバックの曲が実はこれだったんです。

毎週毎週欠かさずに見ていました。
でもこれはコール・ポーターのジャズ曲でしたので、
小学生の私には曲目なんてわからなかったのです。
ラフマニノフか誰かが書いた交響曲にしか私の耳には響かなかった。
しかしながら、この哀愁あるメロディーが
生涯私の耳から離れなかったのはただの偶然ではない。
歌詞がそれ以上に素晴らしいのだから・・・

コール・ポーターの曲はほぼ全部歌ったことがある。
マレーネ・ディートリッヒが『彼の和音はめちゃくちゃだけど、歌詞が非常に良い・・・』
と褒めけなしたのを思い出す。
確かに難しいフレージングがよく出てくる。
基本に全く徹しない曲構成。数々の例外。
ぎこちない和音進行。
これぞ正にジャズであるっといった感じだ。
コール・ポーターとは曲に初めて『コカイン』という過激な言葉を使った人でもある。
海外暮らしが長く、私生活も派手で、いかしたダンディ。
実際に会ってみたかった人の一人です。


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●(友人)『SO IN LOVE』は
僕の好きなキャスリン・グレイスン主演『キス・ミー・ケイト』の挿入歌ですね。
(映画化は53年 未公開 小生ビデオ所有)
『私があなたに近づくと空に星が溢れる』なんて素敵な歌詞ですから、
てっきり裕美さんも熱烈ロマンスでこの曲が忘れられないのか…
と早合点申し上げた次第です。
炊くさんのシンガー唄ってますが、極めつけの名唱は ダイナ・ショアです。
彼女を聴かずしてこの曲は語れません。
裕美さんの『SO IN LOVE』聴きたいなぁ。

●有難う御座いました。
ミュージカル『キス・ミー・ケイト』はCDでしか聴いたことがないですが、
よく覚えております。
ダイアナ・ショアを是非聴いてみたいですね。

●(友人)『キス・ミー・ケイト』は63年頃、江利チエミが公演しています。
当時、そこそこ好評だった記憶があります。
ディートリヒは人気とは裏腹に自分の人格を下げる発言の多い人でしたね。
エディット・ピアフの葬儀のとき
マキシミリアン・シェルが彼女にインタービューしたところ、
あれだけ恩義を蒙ったジョセフ・フォン・スタンバーグ監督を
何と『あんな奴』と言って周囲を唖然とさせました。
コール・ポーターのホモは周知の事実です。
映画では新旧二作とも随分美化されていますね。
ま、いいじゃないですか。
ダイナ・ショアの『So in love』
お仲間うちでお持ちでなければ10分テープでお送りします。
流石のシナトラも彼女の前ではこの歌だけは遠慮していたようです。
では…

●ディートリッヒの傲慢さはシナトラといい勝負でしたね。
この二人も実は恋人同士でした。
もうご存知だと思いますが、
あの有名な映画「ゴッド・ファーザー」は正にシナトラの実話なのですよ。
本人は著者に対しかなり激怒しましたが・・・。
シナトラといえば、ジュディー・ガーランド、マリリン・モンロー、
エリザベス・テイラー、ローレン・バコル、キム・ノバク、
ラナ・ターナーと美人な愛人が多かった。
奥さんもナンシー・シナトラ、エヴァ・ガードナー、ミア・ファロー、
バーバラ・マルクスと美女揃い。
エディット・ピアフは、愛人が飛行機事故で死んだその日に
カーネギー・ホールでコンサートをしましたね。
涙1つ見せずに「愛の賛歌」を歌いきる強かさ・・・
どんな苦境にあろうともステージをこなすことの使命感を
思い知らされます。
『SO IN LOVE』、お送りいただければ嬉しいです。


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皆さんはこの曲ご存知でしょうか???
隠してないで、教えてちょ(ぺこり)!!!


裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:12/19 03:06

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