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加藤産業株式会社

先日、兵庫県西宮市松原町に本社を置く
酒類・食品の卸売を主要事業とする商社、
『加藤産業株式会社』の『乾しいたけ』を調理しましたが、
この会社な、なんと資本金 59億3,405万円、売上高 単体4,583億円、連結6,010億円
というほどのビッグな商社なのですね。
目が飛び出ました(←実際には飛び出てないけど・・・笑)!!!

独立系ではあるが国分・菱食に続く業界大手の食品卸で、
自社ブランド『カンピー』の苺ジャムやマーマレードや
缶飲料『カンピー・クリーム・ソーダ』などを販売し、スーパー業界ではとても有名。

今回私が購入した物は中国の『乾しいたけ』ですが、
香り、味に関しては『生しいたけ』よりも『乾しいたけ』の方が
明らかに勝っています。
『乾しいたけ』は乾燥の過程で酵素が働き旨味成分グアニル酸が増える為、
『生しいたけ』よりもずっと味が良いことで重宝されています。
中華料理はフランス料理と共に世界グルメの代表格ですが
『生しいたけ』よりも味、香りが格段に優れている
『乾しいたけ』が好んで使用されるのには一理あるのでしょう。

香りについても『生しいたけ』にきのこ臭があるだけに対し、
『乾しいたけ』には香ばしい特有の香りレンチニンが含まれています。
これは乾燥する過程でしいたけに含まれているレンチニン酸が
酵素の働きによりレンチニンという香り成分に変化するからです。

若い方は価格が安い、匂いが薄く癖がない、直ぐに料理ができるなどと、
『生しいたけ』をより好みますが、
年配の方は味、香りが良い、健康に良いということを流石認識しており、
『乾しいたけ』の方を支持しています。

価格に関してはどうも錯覚があるよう、
100グラム当たりの小売価格をみますと『生しいたけ』は約200円、
『乾しいたけ』の値段は千差万別ですが、高くても800円ぐらい。
この数値からは一見『乾しいたけ』の方が4倍値に思えますが、
水に戻した際に約6倍に膨れ上がる『乾しいたけ』は実際にはお買い得、
100グラムに換算しますとその価格は133円程度、
『乾しいたけ』の方が『生しいたけ』よりずっと割安なのです。

更に健康面においてもしいたけにはコレステロール値や
高血圧の低下作用、癌を予防する抗腫瘍効果、
また骨を丈夫にするビタミンD、食物繊維なども沢山含まれていますのでお薦め、
特に『乾しいたけ』にはビタミンDと食物繊維が凝縮されていますので高評価。

しいたけは昔から使われている伝統食品ですが、意外や意外知らないこともいっぱい、
健康にも役立つ自然食品として
我が家の食生活にもたっぷりと取り入れていきたいと存じます。

今日もひとつお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:03/20 00:43

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